前途の光明

16 の用例 (0.00 秒)
  • 彼は学問なり事業なりについて、これから自分の進んで行くべき前途の光明こうみょうを再び取り返した心持になったのだろうか。 夏目漱石『こころ』より引用
  • 彼は学問なり事業なりについて、これから自分の進んで行くべき前途の光明を再び取り返した心持ちになったのだろうか。 夏目漱石『こゝろ』より引用
  • 彼は学問なり事業なりに就いて、これから自分の進んで行くべき前途の光明を再び取り返した心持になったのだろうか。 夏目漱石『こころ』より引用
  • なぜかというに僕は昨冬、火難かなんって以来、全く前途の光明こうみょうを失っていたからである。 斎藤茂吉『遍路』より引用
  • 何らの楽しみもないし、前途の光明もない、自分は器量が悪い。 倉田百三『生活と一枚の宗教』より引用
  • なぜかといふに僕は昨冬、火難につて以来、全く前途の光明くわうみやうを失つてゐたからである。 斎藤茂吉『遍路』より引用
  • 短歌は南北朝に入つて、再、前途の光明を失うてしまうた。 折口信夫『短歌本質成立の時代』より引用
  • この事四方ことしはう喧伝けんでんするや、国民こくみんはひそかに大杯たいはいをあげて国家こくか前途ぜんと光明くわうみやうしゆくするといふいきほひであつた。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 67 20080623』より引用
  • メルルは前途の光明を見つめつゝ、不治の病に罹つて起つことが出来なくなつた。 岸田国士『女優と劇作家』より引用
  • 男は宗教的資格を全く失ったということ、帰るべく家をも国をも持たぬということ、二三月来飄零ひょうれいの結果ようやく東京に前途の光明を認め始めたのに、それを捨てて去るに忍びぬということなぞをたてとして、頻りに帰国の不可能を主張した。 田山花袋『蒲団』より引用
  • 我輩の生涯は恰も隧道の多い鉄道旅行をするやうなもので、時々暗黒の処に差し掛つては、再び前途の光明を認めてヤツト安心することがあると。 鳥谷部春汀『明治人物月旦(抄)』より引用
  • 遠近おちこちの森では鳥が啼いて、眼も醒めるような明るい朝の景色は、彼に前途の光明を示すようにも見えたので、市郎は自ずと心が勇まれた。 岡本綺堂『飛騨の怪談』より引用
  • ゆゑに吾人ごじん大逆境だいぎやくきやうおちいつて暗黒あんこくうちにあるおもひをするとき、かならず前途ぜんと光明くわうみやうみとるのは、まつたくかみたふと御仁慈ごじんじであるとおもふ。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 05 20080623』より引用
  • 双ツ塚は、角界の暗部に巣くう猛禽もうきんに似ていて、彼が広げる黒い翼の故に、前途の光明を失った力士が数多くいた。 もりたなるお『土俵に棲む鬼 相撲小説集』より引用
  • あゝ前途ぜんと光明くわうみやうたしかかがやいてゐる。 出口王仁三郎『霊界物語 rm NM 20080623』より引用
  • 切に前途ぜんと光明こうみょういのります。 下村湖人『次郎物語』より引用