前途

全て 名詞
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  • 世の中が他人にどんな前途を提供することになるか誰が語れるだろうか? ソロー/神原栄一訳『森の生活』より引用
  • いまつづけている生活以上に、前途に期待できるものはなにもなかった。 モーム/北川悌二訳『人間の絆(下)』より引用
  • 宗助はただ洋々の二字が彼の前途に棚引たなびいている気がしただけであった。 夏目漱石『門』より引用
  • 機嫌の悪い夫のうしろをついて歩きながら、前途に深く絶望していた。 森瑤子『恋愛関係』より引用
  • 前途に、同じ運命が待ち受けているかどうかは、神のみぞ知るであるが。 ラヴクラフト全集2『01 「クトゥルフの呼び声」』より引用
  • こんなにまであなたが恋しいことから前途が不安に思われてなりませんよ。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 宗助はただ洋々の二字が彼の前途にたなびいている気がしただけであった。 夏目漱石『門』より引用
  • 君は、前途有為の青年だ、もう二度とこんな悪いことをしちゃいかんぞ。 平林初之輔『私はかうして死んだ!』より引用
  • まだまだ僕の前途にどんな試煉が必要だったか、それが今わかって来た。 ツルゲーネフ/米川正夫訳『片恋・ファウスト』より引用
  • 絶えず運命的な目標を前途においていた甘い死がいよいよ現実となった。 松本清張『危険な斜面』より引用
  • 様々な事情が六助に前途を悲観させて、自棄やけの行動を起こさせたものか。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 君を乗せる舟』より引用
  • 彼らは旅をつづけたが、前途の見とおしは決して明るいものではなかった。 ディケンズ/北川悌二訳『ピクウィック・クラブ(上)』より引用
  • そして、渇望のあらわれた数千万の目で、前途を見守っていたのである。 宮本百合子『播州平野』より引用
  • 頭の悪い人は前途に霧がかかっているためにかえって楽観的である。 寺田寅彦『科学者とあたま』より引用
  • 断固として終止符を打たなければ、人生の前途に黒い幕がおりてしまう。 星新一『おみそれ社会』より引用
  • 昔の男子は、男子でありさえすれば、すべて「前途ある」男子であった。 東海林さだお『ショージ君のぐうたら旅行』より引用
  • 何よりも、前途に待ち受けているものに対する深い不安を覚え出していた。 クーパー『(闇の戦い4)樹上の銀(完)』より引用
  • 米国や英国では戦争の前途について楽観論が多くなっているという。 伊藤整『太平洋戦争日記(二)』より引用
  • 要するに、前途には何百という疑問が山積みになっていたわけである。 ドストエフスキー/北垣信行訳『罪と罰(下)』より引用
  • 前額の左のところに、その気味のわるい前途ぜんとを持った傷口があったのか。 海野十三『英本土上陸作戦の前夜』より引用
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