前に忽然と

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  • 彼は、眼の前に忽然と現れた一人の娘に、たちまちにして恋をしていた。 森瑤子『アイランド』より引用
  • 約400年前に忽然と姿を消した珠洲焼を1977年珠洲市が復興した。
  • 我ら貴族は一万年前に忽然として誕生した新興の種ではない。 菊地秀行『吸血鬼ハンター17b D-白魔山 下』より引用
  • こちらは、構え直した眼の前に忽然とDが立っていたせいだ。 菊地秀行『吸血鬼ハンター17a D-白魔山 上』より引用
  • 眼の前に忽然と、陽光にみちあふれた緑の原野が出現したのである。 菊地秀行『トレジャー・ハンター02 エイリアン魔獣境 I』より引用
  • 目の前に忽然こつぜんと出現した榎本をただ呆然ぼうぜんと見つめている。 秋山瑞人『イリヤの空、UFOの夏 その3』より引用
  • 死後山田かまちが、私たちの前に忽然こつぜんと姿を現わしたのは、彼が遺した詩と絵画が優れていたからですよね。 柳美里『自殺』より引用
  • それにも増して、イーブは眼の前に忽然と現われ、忽然と消えた三人の老婆らを心の奥底で心配していた。 中上健次『讃歌』より引用
  • 御鏡の中央が時折り白く曇り、その曇りがわずかに渦動かどうしたと見るたびに、御鏡の前に忽然こつぜんと人がいて出た。 半村良『産霊山秘録 上の巻』より引用
  • 上がったのか下りたのか、真っすぐ進んだのかもわからず、二人の前に忽然こつぜんと、黒木のドアが立ちふさがる。 菊地秀行『妖戦地帯2 淫囚篇』より引用
  • 両手を切り落とされ、剣に体を貫かれた裸身の女の姿が、ガリオンの目の前に忽然と現われた。 エディングス『ベルガリアード物語3 竜神の高僧』より引用
  • 蔡尚書は目の前に忽然こつぜんと現れた同僚どうりょうに青くなった。 雪乃紗衣『彩雲国物語 03 花は紫宮に咲く』より引用
  • そして、ドアにはみな閂をかけておいたのにどうして目の前に忽然として司祭が出現したのかわからず、カドルッスは合鍵の束をとり落とし、身動きもできずに、その場に茫然としていた。 アレクサンドル・デュマ/泉田武二訳『モンテ・クリスト伯(4)』より引用
  • 人影もない山道を迫り来るたそがれと競争するように歩いて、いいかげん心細くなったころにその山峡の湯宿は、目の前に忽然こつぜんとあらわれた。 森村誠一『人間の証明』より引用
  • また、花山院とともに札所を巡ったとされる仏眼上人は、石川寺の聖徳太子廟の前に忽然と現れたとされる伝説的な僧で、実在が疑問視されている。
  • 承和5年冬の昼、石龕で座禅をしていた円珍の目の前に忽然と金人が現れ、自分の姿を描いて懇ろに帰仰するよう勧めた。
  • その目的とは、7年前に忽然と消息を絶った宇宙船イベント・ホライゾン号の探査と救助だった。