刻み

全て 動詞 名詞
2,644 の用例 (0.01 秒)
  • 頭の中に深く刻みこまれていたことをそのまま披露しているようだった。 新田次郎『昭和新山』より引用
  • 時間の流れの中に、私がお前を過去に送るという事実は刻みこんである。 ろくごまるに『封仙娘娘追宝録04 夢をまどわす頑固者』より引用
  • 時間管理とは人型戦車の敵との交戦時間を分刻みで管理する重責だった。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 15 山口防衛戦4』より引用
  • 一時間刻みで夕方から三、四件の雑誌やテレビの取材をこなすのである。 石田衣良『下北サンデーズ』より引用
  • それ以来、この小説は夫人の胸に深く刻みこまれてしまったようだった。 モーパッサン/新庄嘉章訳『女の一生』より引用
  • まだ二十三歳の若さだというのにすでに目尻はシワが刻みこまれていた。 群ようこ『別人「群ようこ」のできるまで』より引用
  • それでも諒安りょうあんつぎから次とそのひどいきざみをひとりわたって行きました。 宮沢賢治『マグノリアの木』より引用
  • 会長は眉間みけんに深いしわを刻み、非難するような目を俺のとなりに向けている。 谷川流『涼宮ハルヒの憤慨』より引用
  • 目の前で時を刻んでいた時計が、いきなり心臓で時を刻み始めた気がした。 新津きよみ『婚約者』より引用
  • 彼はみけんに深いしわを刻み、しばらく室内を行ったり来たりしていた。 クリスティ/松本恵子訳『青列車殺人事件』より引用
  • しかし、この男の顔は非陳述記憶の領域にしっかりと刻みこまれていた。 松岡圭祐『千里眼 美由紀の正体 下』より引用
  • そのときのシーンはぼくの記憶のなかにしっかりと刻みこまれている。 山際淳司『男たちのゲームセット』より引用
  • ツシを刻みこんだ味噌の味がわかるようになったのは、つい最近ですよ。 上橋菜穂子『獣の奏者 Ⅲ 探求編』より引用
  • 一ミリ刻みに身体を冷泉の中につけていくこの行為はまさに苦行である。 横尾忠則『わが坐禅修行記』より引用
  • そして自動送りでレバーが一刻みノッチずつ進む間、自分の脈拍を数えていた。 E・E・スミス/川口正吉訳『宇宙のスカイラーク』より引用
  • 地上から地上一〇キロまでの気温を一キロ刻みで測れるほどの高性能だ。 梅原克文『カムナビ(下)』より引用
  • 倒木の両端に溝を刻み終わるのには、予想外の時間をとられてしまった。 山田正紀『謀殺のチェス・ゲーム』より引用
  • もちろん、そのような一瞬は装置の歴史にも刻みこまれていはしない。 蓮實重彦『表層批評宣言』より引用
  • 搭連炭坑事件の苦い体験が彼の頭のなかに刻みこまれていたのであろう。 豊田穣『松岡洋右――悲劇の外交官――(上)』より引用
  • 居住区にこそ初期建設時代の苦悩の歴史が刻みこまれているといえた。 光瀬龍『たそがれに還る』より引用
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