刺す

全て 動詞
3,313 の用例 (0.01 秒)
  • 男は手を出したら又刺されそうに思われたんでそのまんま又歩き出した。 宮本百合子『お女郎蜘蛛』より引用
  • 正面から誰かを刺すというのは、かなりの勇気を必要とする行為である。 宮部みゆき『R.P.G.(集英社)』より引用
  • まっすぐに天を刺す氷の鎗の その叫びをあなたはきっと聞いたでせう。 宮沢賢治『『春と修羅』補遺』より引用
  • 同じように於百丸が殺され、於十丸も刺されて穴の底に投げ棄てられた。 杉本苑子『影の系譜 豊臣家崩壊』より引用
  • しかしお常の心には、刺されたとげの抜けないような痛みが残っていた。 森鴎外『雁』より引用
  • なにが起きたのかわかったのは、袖口そでぐちに刺すような痛みを感じたからだ。 三雲岳斗『レベリオン 第03巻』より引用
  • 頬や腕の内側や胸が、ちょうど虫に刺されたときのように腫れあがった。 川上弘美『蛇を踏む』より引用
  • がかれはそれよりも痛いのは胸の底をされるような大なる傷であった。 佐藤紅緑『ああ玉杯に花うけて』より引用
  • もう一方ははっきりした鋭い刺すような声で、これは胴体から出る声だ。 ルソー/桑原武夫訳『告白(上)』より引用
  • 気のせいか寒さは増し、耳朶みみたぶと鼻の先が針で刺されたようにしびれている。 柳美里『女学生の友』より引用
  • 刺されはしなかったものの、やはりなにがしかのダメージはあったのだ。 高畑京一郎『タイム・リープ 下』より引用
  • ところが、ハチに刺されて死んだ人間は、一九五九年に三十三人もいる。 カーソン/青樹簗一『沈黙の春』より引用
  • お前はもともとこやつを刺そうとしたのではないのだから、これは事故だ。 時雨沢恵一『キノの旅 第01巻』より引用
  • なるほど、これもまた刺された方も悪いという結果に帰着するのだろう。 岩井志麻子『岡山女』より引用
  • 傍で聞いている厨子王は、このことばを胸を刺されるような思をして聞いた。 森鴎外『山椒大夫・高瀬舟』より引用
  • わけを聞いてみると、三つの時に兇漢きょうかんに刺されて傷があるからだといった。 田中貢太郎『怪譚小説の話』より引用
  • おのれが刺されても悲鳴をあげぬ田中貞四郎が悲鳴をあげたのである。 山田風太郎『忍法帖2 忍法忠臣蔵』より引用
  • そして顔を下に向けて、背中に短刀を刺された男の姿を見出したのです。 クリスティ/松本恵子訳『ゴルフ場殺人事件』より引用
  • 扉が開いたその瞬間に、刺すような寒気が、小屋の中へ突き入ってきた。 黒島伝治『国境』より引用
  • この程度の傷は、海赤子には蚊に刺されたようなものでしかありません。 友野詳『妖魔夜行 闇より帰りきて』より引用
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