到る

全て 動詞
2,502 の用例 (0.01 秒)
  • それは孫文後今日に到るまでの支那の政治史と文化史とが語る処である。 戸坂潤『日本文化の特殊性』より引用
  • 丁度自分が知りたいと思っていたような疑問の解釈が到る処に出て来た。 寺田寅彦『鸚鵡のイズム』より引用
  • そこまで、彼が思い到るところまで精神的に復帰できていないのだろう。 梶尾真治『精霊探偵』より引用
  • この不安は、決して今日だけの経験ではないことに思い到ったのである。 中井英夫『とらんぷ譚』より引用
  • 町の近代化が行われている最中らしく、到るところ工事場の感じである。 井上靖『私の西域紀行(上)』より引用
  • だがその操作が、人間を種の限界にまで到らしめたことは間違いがない。 はままさのり『青の騎士 ベルゼルガ物語 2』より引用
  • ぼく不幸ふかうにしてこれきみ白状はくじやうしてしまはなければならぬことに立到たちいたつた。 国木田独歩『湯ヶ原より』より引用
  • しかし昔から現代に到るまでの間にはこの外いろいろの原因がくわわっている。 与謝野晶子『私娼の撲滅について』より引用
  • これは私の後日にいたっての想像でありますが、どうもそうと解釈される。 高村光雲『幕末維新懐古談』より引用
  • 僕のような一人旅でも、いたるところでツアーのグループと顔を合わせる。 阿刀田高『花惑い』より引用
  • 飛稚の時代には到る所に誰のものでもない共同の草木や石や水があった。 半村良『産霊山秘録 下の巻』より引用
  • そののちいろいろ経験をして見たが、こんな矛盾はいたる所にころがっている。 夏目漱石『坑夫』より引用
  • 佐渡は此の如くにして到る所余がために裝飾されて居るかとも思はれる。 長塚節『佐渡が島』より引用
  • 正直に云うが僕はあの当時、到る処の港々でその土地に住む女に惚れた。 谷崎潤一郎/種村季弘編『美食倶楽部 谷崎潤一郎大正作品集』より引用
  • 文学部の学生らしい分析だが、そういう例は日本中の到るところにある。 内田康夫『怪談の道』より引用
  • 奈良ならからも吉野よしのからもいたるところから絵葉書などを書いて送っておいた。 近松秋江『黒髪』より引用
  • あれが女の人のあれだって、その頃から今に到るまで思い続けてるの。 中上健次『讃歌』より引用
  • 彼は当時の学問を疑い、到るところにその欠陥を見て迷ったのではない。 小林秀雄『考えるヒント 2』より引用
  • しかしふと別なことに思いいたり、茂助に付いて来ることを許したのである。 五味康祐『薄桜記』より引用
  • 星たちが自分たちの時が来たとばかりに到るところで話し合っている。 黒岩重吾『白鳥の王子 ヤマトタケル 1 大和の巻』より引用
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