利害損得

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  • これは利害損得を越えた自然の感情である。
  • 各陣営とも構成国の利害損得が完全に一致していたわけではなく、個別の政策や外交関係では協力しないこともあったなど、イデオロギーを概念とした包括的な同盟・協力関係である。
  • 幕府と大名家のあいだ、また諸大名間によこたわる利害損得というものは、きわめて複雑にいりくんでいる。 白石良夫『最後の江戸留守居役』より引用
  • しかし、そう思ってずうっと生きつづけた場合の利害損得を、人間の一生というロングレンジで、総合的な計算をした場合にどうかということを、孔子は、この十六章で明示しているのである。 谷沢永一『人間通と世間通 “古典の英知”は今も輝く』より引用
  • つまり直接的な小さな利害損得の関係が神話的なシンプルなストーリーと組みあわさるとみんな気が狂って正気を失って泥酔者のようになるということさ。 町田康『パンク侍、斬られて候』より引用
  • 逆の言い方をすれば、民主主義を無条件に広めると、知的教育を受けていないもの、恐怖や怒りなどの個人の感情や利害損得に影響されやすい非理性的なものも有権者となり、結果として衆愚政治となりかねない危険がある。
  • おのれに何ら利害損得をもたらさない事柄でも、真相というものに異常な関心を持つ。 池宮彰一郎『四十七人の刺客(上)』より引用
  • かくなるうえは、利害損得をかえりみず、おのおの徳川家のためにますます大義をつとめ、もって数百年の厚恩に報いるのほか道はない。 白石良夫『最後の江戸留守居役』より引用
  • そこで、戦いの前に敵の虚実を知るためには、敵情を目算してみて利害損得の見積もりを知り、敵軍を刺激して動かしてみて、その行動の基準を知り、敵軍のはっきりした態勢を把握して、その敗死すべき地勢と破れない地勢とを知り、敵軍と小ぜりあいしてみて、優秀なところと手薄な所を知る。 孫武『孫子兵法』より引用