利害得失

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  • 事実上ないものの利害得失はもちろん問題にはならぬはずである。 芥川龍之介『或阿呆の一生・侏儒の言葉』より引用
  • 親の愛は実に純粋である、その間一毫いちごうも利害得失の念を挟む余地はない。 西田幾多郎『我が子の死』より引用
  • 事実上ないものの利害得失は勿論問題にはならぬはずである。 芥川竜之介『侏儒の言葉』より引用
  • 国民の眼は利害得失のみに小さく働いてゐるのである。 出口王仁三郎『三鏡 『水鏡』『月鏡』『玉鏡』 kgm 3 20070907』より引用
  • 最初は気分だけで京都行に決定したことが後には帰郷と実際的の利害得失を比較商量する様になつた。 加能作次郎『厄年』より引用
  • 事実上ないものゝ利害得失は勿論問題にはならぬ筈である。 芥川竜之介『侏儒の言葉』より引用
  • モノレールと一般の二条式鉄道との利害得失は以下のとおり。
  • 物質本位の利害得失論を組み合わせた、砂を噛むような処世法である。 夢野久作『東京人の堕落時代』より引用
  • 自分等にも分らぬのであるが、商業は一種の道楽であって利害得失のほかに面白味がある。 相馬愛蔵『私の小売商道』より引用
  • こういう細かな利害得失は、もう自分で考えるだけの能力は具えている人が多い。 柳田国男『木綿以前の事』より引用
  • 二人で、十分に、利害得失を研究してさ、堂々と戦ふ準備をしようぢやないの。 岸田国士『道遠からん 四幕』より引用
  • 他の軌道系交通機関とはさまざまな利害得失があることから、主流とはなっていないものの継続的に新規路線が建設されている。
  • 百姓たちはその日その日の仕事に追われていて、その計画の利害得失を、ゆっくり考えてみる暇がなかったからである。 トルストイ/木村浩訳『アンナ・カレーニナ』より引用
  • しばらく、利害得失を計算しているような間があった。 貴志祐介『硝子のハンマー』より引用
  • 利害得失に汲々きふきふたる一般の国民には世界の動きは判らない。 出口王仁三郎『三鏡 『水鏡』『月鏡』『玉鏡』 kgm 3 20070907』より引用
  • 光秀には、事に臨んで身の利害得失に迷い、去就をためらう嫌いがあった。 池宮彰一郎『本能寺(上)』より引用
  • 利害得失、主義主張なぞがイクラ違うても、お互いに相許しとる気持は一つじゃけに議論しながら決して離れん。 夢野久作『近世快人伝』より引用
  • すなわち両者のあいだの利害得失、義務および相互関係の差異が、何よりもまず、この世におけるまったく違った生活様式を決定するのである。 サド/澁澤龍彦訳『閨房哲学』より引用
  • では、どの面の都合をとり、どの面の都合を捨てるか、その取捨の差引きで利害得失を計算するのであります。 阿佐田哲也『新麻雀放浪記』より引用
  • 近代の女性はなかなか巧利こうり的な所もあって兎角とかく利害の打算ださんの方が感情よりも先に立って利害得失を無視してどこまでも自分の感情を生かそうとする熱情のひらめきは多くの場合に於て見られないと思いますね。 岡本かの子『新時代女性問答』より引用
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