利害を異に

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  • 栄誉利害えいよりがいを異にすれば、またしたがって同情相憐あいあわれむのねんたがい厚薄こうはくなきを得ず。 福沢諭吉『旧藩情』より引用
  • そして、又どういう時代においても利害を異にして対立する階級の文化が、同じ権利で社会の上に現われて来るということはない。 宮本百合子『今日の文化の諸問題』より引用
  • ナデシコの所属するネルガル社とは利害を異にするため対立する。
  • が数年前からの合い言葉であり、これで利害を異にする土豪連中がなんとかまとまっているのだが、その後のことまで意見が一本化しているかは不明である。 酒見賢一『泣き虫弱虫諸葛孔明』より引用
  • しかし筑前藩の利害を異にする一部の村は築造によって出水の危険にさらされると反対した。
  • 相互に対立し、経済的利害を異にする階級同士が不毛の闘いを繰り広げるなら、双方の側と社会は崩壊してしまう。 レーニン/角田安正訳『国家と革命』より引用
  • 問題は、価値観のちがう者同士、利害をことにする者同士が、いかにして理解し合うかなのです。 奥田英朗『最悪』より引用
  • 高倉天皇即位によって成立した後白河院政は、武門平氏・堂上平氏・院近臣という互いに利害を異にする各勢力の連合政権といえる形態をとっていたため、滋子の死により、今まで隠されていた対立が一気に表面化することになった。
  • 競争とか勝負とかいえば、両性のあいだに利害をことにするように聞こゆるし、またげんに経済上の競争においては利害を異にしているが、この利害を異にする関係は永遠に続くものであるか、あるいはまた男女は単に性の相違するのみで、その他の利害はことごとく共通するものではないかという問題も起こってくる。 新渡戸稲造『自警録』より引用
  • 最終的にディアナと利害を異にするグエンには、自分の補佐が不可欠なのだと納得して、キエルは軽くなった心に任せてアップにまとめた髪をほどいた。 福井晴敏『∀ガンダム(下)』より引用
  • バラクの死後、遠征軍に参加していたムバーラク・シャーがカイドゥに帰順するなど、チャガタイ家では利害を異にする王族同士の内紛が起こり、およそ三派に分裂した。