利害の衝突

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  • だから人間同士のたえざる接触や利害の衝突もないから、文明も開けない。 バルザック/佐藤朔訳『従妹ベット(下)』より引用
  • 豚と人間の間には何ら利害の衝突はないし、また、そんな必要はないのです。 オーウェル/佐山栄太郎訳『動物農場』より引用
  • 同省は両国の間に根本的な利害の衝突がなく、かつソ連という共通の脅威があると考えた。
  • 時に利害の衝突等から戦争となり、戦争に備えて軍事を発達させ、戦争の深い悲しみは平和を希求させた。
  • そうして、感情やら、利害の衝突やらがつのりきった結果が、誰も知るとおり三伝の死ということで終ったのだよ。 小栗虫太郎『地虫』より引用
  • また権力の乱用と利害の衝突が報道された。
  • そもそも彼がロシア語を勉強することにした動機は、日本が近代国家として成長していけば、必ずやロシアとの間に大陸に於いて利害の衝突があろう。 池田弥三郎『手紙のたのしみ』より引用
  • 郷里の方にいる時こそ、宿方と助郷村々との利害の衝突も感じられるようなものだが、遠く江戸へ離れて来て見ると、街道筋での奉公には皆同じように熱い汗を流していることを思い出した。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • 清国に影響力を強めようという両国の思惑と利害の衝突だった。 保阪正康『東條英機と天皇の時代(上) 軍内抗争から開戦前夜まで』より引用
  • 世界のさまざまな現場で起こってくる利害の衝突を、自分のつごうに合わせてねじ曲げたりへし折ったりする戦略的技術にたけた国に、なっていかざるを得ない。 片岡義男『日本語の外へ(上)』より引用
  • こうした事から、フランス革命に対する関心は個人的には高かったといえるが、当時はロシアと利害の衝突する国の多くがロシアに脅威を感じていた事から、革命に積極的に関与する必要性はロシア国家としては時期的に見出せなかったといえる。
  • 一九一四年の時代にヨーロッパ各国の資本主義的な経済が、それ以上拡大するためには、これまでよりもっと生産資源と生産品をさばく市場をひろげなければならないという互の利害の衝突から、第一次大戦がおこった。 宮本百合子『それらの国々でも』より引用
  • 裁判とは、社会関係における利害の衝突や紛争を解決・調整するための、ある一定の権威を持つ第三者が下す拘束力のある判定をいう。
  • プラトンの見解によれば、人間の欲望は拡大し続ける性質を持つために、従来の自給自足の状態を離脱して他国との関係が発生し、最終的には利害の衝突によって戦争が勃発する、と考えられている。
  • ところが、後日になって発展した、むちゃくちゃに猛烈な偏見と悪意とは、これは日を追うて増してきた相互の利害の衝突と、切っても切れないものであった。 ハーン/平井呈一訳『心』より引用
  • ただし、これは「全面核戦争を覚悟するような致命的な国家利害の衝突において、核戦力の格差を理由に譲歩することはない」という毛沢東の発言を否定するものではない。
  • しからばなんのためのこの両国の葛藤かっとうぞというに、ひっきょうは経済上における利害の衝突、これが両国不和の根本的原因である。 河上肇『貧乏物語』より引用
  • これらは、初期のナブー入植者らとの利害の衝突の際にベイシックがピジン言語の形から習得されたものの、その後に不可侵条約が締結され、更にその条約も遠い過去となった頃には、一般のグンガン人にも流布された物のようだ。
  • 元々は国家や人間どうしの利害の衝突の解析のために、コンピューターの発明者であるジョン・フォン・ノイマンなどが考案している。 竹内久美子『そんなバカな! 遺伝子と神について』より引用
  • 大学をいうuniversitasは、「組合」の意で、異郷で学ぶ者たちが現地の市民と利害の衝突が起きないように、その権益を保障するための組合から由来したものである。
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