別段

全て 副詞
2,113 の用例 (0.02 秒)
  • そこも別段変った所もなかったが、通路の端の所にまた一つ扉があった。 横光利一『旅愁』より引用
  • 別段ゆきが好きなわけじゃないが、他の男にほの字というのは腹が立つ。 菊地秀行『トレジャー・ハンター03 エイリアン魔獣境 II』より引用
  • しまいには十日分が三日毎になくなっても別段抗議を云っては来ません。 浜尾四郎『悪魔の弟子』より引用
  • そのことは彼らの責任ではないし、別段そこに問題があるわけではない。 後藤正治『リターンマッチ』より引用
  • 私がここに座っているのは、別段なにもやりたいことがないからなんだ。 カー/仁賀克雄訳『死が二人をわかつまで』より引用
  • 彼は別段、戦争に協力するやうな一行の煽動的な文章も書いてはゐない。 坂口安吾『通俗と変貌と』より引用
  • 心が変つたといつたところで、別段大それた心になつたわけでもない。 坂口安吾『母の上京』より引用
  • 祖母は別段無視されたことなど気にせず、それ以上何も言ってこなかった。 宮谷シュンジ『絶望の世界 2希望の世界』より引用
  • 大将軍の所在がはっきりとなったのに、別段よくなったとは思われない。 海音寺潮五郎『平将門 下巻』より引用
  • 嬉しくもなさそうであったが、と言って、別段嫌いやでもなさそうであった。 井上靖『あすなろ物語』より引用
  • やっぱり、別段直江津高校の生徒だけの噂というわけではなかったのか。 西尾維新『花物語』より引用
  • こういう姿勢は、韓国人として聞いていれば別段おかしなものではない。 呉善花『新 スカートの風』より引用
  • いい眺めと云ってもそれは別段文字通りにいい眺めというのではない。 梶井基次郎『梶井基次郎全一巻』より引用
  • 家の中は三日前に掃除して行ったままで別段に汚れてはいなかった。 佐左木俊郎『街底の熔鉱炉』より引用
  • 夫が多額の保険に入っていたからといって、それが別段悪いわけではない。 今邑彩『鋏の記憶』より引用
  • そして第三百一番目の石蓋をよく調べて見たが何も別段異状はない。 村山槐多『悪魔の舌』より引用
  • 別段面白いコトをやってるわけでもなし、何が楽しいのかは分からない。 奈須きのこ『Fate/stay night 桜 Heavens Feel NormalEnd 櫻の夢』より引用
  • しかし今の英国人としては朝食にこれを用いるのが別段例外でもないようだ。 夏目漱石『倫敦消息』より引用
  • それは別段な変化ではなかったが、女のしぐさに特別な意味があった。 松本清張『危険な斜面』より引用
  • 夢に出てきても彼等は別段はらはらするような言動を見せるわけではない。 三浦哲郎『愁月記』より引用
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