別れ

全て 動詞 名詞
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  • でもわたしたちはまもなくわかれてべつの道を行かなければならなかった。 マロ・エクトール・アンリ『家なき子』より引用
  • もうこれがお別れだと、三人は夜が更けるまで京都の町を歩きまわった。 織田作之助『青春の逆説』より引用
  • あとから思うと闇の夜に顔も見得ず別れてしまったような気がしてならない。 伊藤左千夫『奈々子』より引用
  • 十時過ぎるころにFの駅に到着して、彼はわたしに別れを告げて去った。 岡本綺堂『深見夫人の死』より引用
  • 別れを告げて行こうとする神戸の町々には、もう彼岸桜ひがんざくらの春が来ていた。 島崎藤村『新生』より引用
  • 別れた奥さんがお客さんにサービスするのを見るだけだって悲しいんだ。 坂口安吾『街はふるさと』より引用
  • あなたとしみじみした別れをすることができなかったのを残念に思います。 倉田百三『青春の息の痕』より引用
  • 離れがたい愛人の方と別れて、外国へお去りになったではありませんか。 坂口安吾『明治開化 安吾捕物』より引用
  • これが船でございますと、前もつて、お別れする日がわかつてをります。 岸田国士『顔』より引用
  • そして案内してくれた少年とも別れてポカの方へ向って出かけました。 日本童話研究会『母を尋ねて三千里』より引用
  • けれどもいまはその雌牛めうしとも、わたしたちはわかれなければならなかった。 マロ・エクトール・アンリ『家なき子』より引用
  • こういうお別れの無意味な相手をすることは一層面倒であったからだ。 坂口安吾『おみな』より引用
  • 空港では搭乗までロビーで話をし、時間となってそこでふたりは別れた。 片岡義男『物のかたちのバラッド』より引用
  • たそがれに別れたのだが、あのときはまだ雪は降っていなかったようだ。 坂口安吾『三十歳』より引用
  • 前には彼の心は遠く巴里の下宿に別れを告げて来た頃の方へ帰って行った。 島崎藤村『新生』より引用
  • およそ人間世界に夫婦別れをする女ほど同情に値するものはあるまい。 幸田露伴『連環記』より引用
  • 私は然し母と別れてのち母を世の誰よりも愛してゐることを知つた。 坂口安吾『石の思ひ』より引用
  • 病院の前で私達は別れて、私は、病院の中へ這入つてしまふのであつた。 坂口安吾『蝉』より引用
  • せめてお別れの挨拶でもしねえ、振り返って小屋ぐらい見たがよかろう。 国枝史郎『八ヶ嶽の魔神』より引用
  • ある料理屋の前まで行くと、二人の婦人はそこで岸本に別れを告げた。 島崎藤村『新生』より引用
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