判然

全て 名詞
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  • 鍵を開けたかどうかが判然としないが、ドアの開く音は確かに聞こえた。 海原育人『ドラゴンキラーあります』より引用
  • そのためこれもまた始皇帝の時と同じくその儀式の内容は判然としない。
  • 代助の方は通例よりも熱心に判然はつきりしたこえで自己を弁護する如くに云つた。 夏目漱石『それから』より引用
  • 他にも様々な種族が存在するも、これで全てなのかどうか判然としない。
  • 何を言っているのかは判然としないものの、怒気を含んだ男の声がする。 熊谷達也『邂逅(かいこう)の森』より引用
  • 代助の方は通例よりも熱心に判然はっきりした声で自己を弁護する如くに云った。 夏目漱石『それから』より引用
  • 自分でも理由が判然としないが、なぜだか勝手に胸が高鳴り始めたのだ。 吉野匠『レイン5 武闘会、開幕』より引用
  • 何か、判然としない力によって、ふいに家族を拒否している感じだった。 津村秀介『大阪経由17時10分の死者』より引用
  • しかし、よほどさきのほうとみえて、なんの音なのか判然としなかった。 ナポレオン・ソロ・シリーズ『08 ソロ対吸血鬼』より引用
  • 敵か味方かはまだ判然としないし、足音は山人のものかも知れなかった。 菊地秀行『吸血鬼ハンター17b D-白魔山 下』より引用
  • こうなると主人が八っちゃんだか、八っちゃんが主人だか判然しなくなる。 夏目漱石『吾輩は猫である』より引用
  • 二人はお秀のいわゆる結果なるものについて、判然はっきりした観念がなかった。 夏目漱石『明暗』より引用
  • 誰がいつ何の目的で作ったものであるのかは、学術的に判然としていない。
  • これを比較すると技巧と内容の区別がおのずから判然するだろうと思います。 夏目漱石『文芸の哲学的基礎』より引用
  • 現に今私が書いてゐる小説でも、正に判然と書きたいから書いてゐます。 芥川竜之介『はつきりした形をとる為めに』より引用
  • 呼吸をしているのか、どうかすら判然わからない位凝然じっと静まり返っていた。 夢野久作『笑う唖女』より引用
  • 無線はリディの怒鳴り声を流し続けていたが、内容は判然としなかった。 福井晴敏『機動戦士ガンダムUC 10 虹の彼方に(下)』より引用
  • それに、答えが判然としてるから、なにかと混同してるとも思えないわ。 ハインライン『夏への扉』より引用
  • この言葉を聞いていちばん肝心な問題、彼らの国籍のことが判然とした。 デフォー/佐山栄太郎訳『ロビンソン・クルーソー』より引用
  • ソ連が日本軍の撤退部隊を確認してのことかどうかは判然しない。 五味川純平『ノモンハン(下)』より引用
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