初老

全て 名詞
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  • 初老の医師が指揮をとり、四人は何か言われるたびに右に左にと動いた。 高千穂遙『クラッシャージョウシリーズ11 〔映画版〕虹色の地獄』より引用
  • 初老の弁護士は笑顔で話していたが、声の底にはきびしいものがあった。 平岩弓枝『葡萄街道の殺人』より引用
  • カウンターの内側にいた初老の男が、手にした新聞を八環にさしだした。 山本弘/友野詳/高井信『妖魔夜行 深紅の闇』より引用
  • 祥子の知っている男で、いつもひとりごとを言う初老の人物がいるのだ。 半村良『石の血脈』より引用
  • その後から、初老の紳士が、孫かと思える小さな子を抱いて駆けてくる。 赤川次郎『黒い壁』より引用
  • 喪服姿の初老の男が電話で話をしていて、周囲を十人前後が囲んでいる。 佐竹一彦『警視庁公安部』より引用
  • 両手をうしろにまわした初老の男が一人、やって来る男たちの中央にいた。 半村良『回転扉』より引用
  • 奥の方にガラスの方に頭を向けて倒れている初老の男の姿があった。 胡桃沢耕史『翔んでる警視正 平成篇4 ランバダに酔いしれて』より引用
  • 目の前の初老の男性も、一回聞いただけでは理解できないようだった。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅰ (電撃文庫)』より引用
  • 初老の干兵衛に対して、まだ二十代のお宵の美しさのことをいったのだ。 山田風太郎『幻燈辻馬車(上)』より引用
  • 曾ての二十四五歳の青年記者は、四十五六歳の初老期の作家になっている。 縄田一男『捕物帳の系譜』より引用
  • そのあとを社長ともう一人初老の男性が体をゆすりながらあらわれた。 群ようこ『別人「群ようこ」のできるまで』より引用
  • 女房に放ったらかしにされている初老の男ゆえに同情が集まっている。 時実新子『言葉をください 新子の川柳エッセイ』より引用
  • それを前に座っているのは、岩のようにごつごつした顔の初老の女だ。 牧野修『だからドロシー帰っておいで』より引用
  • 部屋の中に置かれた寝台の上には傷だらけの初老しょろうの男が座っていた。 ろくごまるに『封仙娘娘追宝録・奮闘編05 最後の宝貝』より引用
  • 大きなマホガニーの机には白い顎鬚あごひげをたくわえた初老の男が坐っていた。 川又一英『ヒゲのウヰスキー誕生す』より引用
  • 土間に立つ二人のうち、初老の方は牛とかさいとかの草食動物に似ていた。 岩井志麻子『岡山女』より引用
  • 拍子木を打ち鳴らしながら初老の男は二十五年も前のことを思い出していた。 池上永一『シャングリ・ラ 上』より引用
  • 鏡の中には、きつい眼をした初老の女がひとり、こちらを見返していた。 中井英夫『とらんぷ譚』より引用
  • おれがそう言った時、古賀の横で飲んでいた初老の外人が溜息ためいきをついた。 筒井康隆『日本以外全部沈没』より引用
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