刑に服す

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  • 懲役8年の刑に服した末出獄すると、既に日本は戦争への道をひた走っていた。
  • 大審院の判決が確定して青座村次が刑に服して間もない昭和十八年の七月のことであった。 松本清張『火と汐』より引用
  • 犯人の殆ども簡単な注意等で済まされ、刑に服した様子も無く事件後も普通に社会生活を送っている。
  • 罪を問われ、官禄を奪われ獄に入り、晩年の大半を刑に服した。
  • だが、実際に刑に服したのは九年、特赦を受けて二十二年十二月六日出獄した。 南條範夫『山岡鉄舟(三)』より引用
  • その後パリに出てきて、押込みのため刑に服している間以外は、定期市などで芸をしていた。 シムノン/矢野浩三郎訳『メグレとベンチの男』より引用
  • カディの家に車で突っ込んだハウスは、懲役12ヵ月の刑に服していた。
  • すでにそのとき木谷は刑に服していたし、彼の方は危険な南方の輸送機関勤務に転属させられていた。 野間宏『真空地帯』より引用
  • 私は昭和二十四年から二十五年にかけて、東シベリヤの密林地帯で二十五年囚としての刑に服した。 石原吉郎『望郷と海』より引用
  • 惚れている男が刑に服して別れる段になると、これまで彼の親友だった者のうちから代わりの者を選んだ。 ヴィドック/三宅一郎訳『ヴィドック回想録(4)』より引用
  • 植月が有罪判決に不服ながらも刑に服したのは、母親代わりの祖母と父の説得があったからだ。 読売新聞大阪社会部『逆転無罪 少年はなぜ罪に陥れられたか』より引用
  • 黒人は、令嬢の理解者を気取った偽善者ぶりを批判しつつ、刑に服す。
  • 食事は東京拘置所で刑に服す連中が作ったものだ。 尾崎豊『普通の愛』より引用
  • 唯一希望があるとすれば、法廷で恥をかき続けるより、早く刑に服したかった。 伊岡瞬『いつか、虹の向こうへ』より引用
  • 青座は今はすっかり罪を悔いておとなしく刑に服している。 松本清張『火と汐』より引用
  • そのあとは終身刑に服しているようなものだった。 ミラー/大久保康雄訳『南回帰線(下)』より引用
  • ともあれ、ノリエガは今、アメリカの刑務所で百年の刑に服している。
  • 要するに執行猶予期間中は、自宅で刑に服しているとおもっていればまちがいない。 森村誠一『黒い墜落機(ファントム)』より引用
  • 彼らは今は刑に服しており、青年はリングローズの機敏な働きで、完全に無罪になった。 フィルポッツ/井内雄四郎訳『闇からの声』より引用
  • つまり良く見ると、おとなしく刑に服した場合よりも、捜査官の手を逃れて逃げまわっていた場合のほうが、その罪の消滅する期間が短いことに気づく。 別役実『犯罪症候群』より引用