切実

全て 名詞
1,996 の用例 (0.02 秒)
  • もっとも信次郎にとっていちばん切実なのは人手が足りないことだった。 奥田英朗『最悪』より引用
  • 実際に、彼女たちはそれだけの治療を切実に必要としている、とも言える。 川島誠『もういちど走り出そう』より引用
  • 文化への真に切実な関心は社会に実在する文化への関心であった筈だ。 戸坂潤『クリティシズムと認識論との関係』より引用
  • だがそれらの事件のたいていには同情すべき切実な事情があった。 森村誠一『致死家庭』より引用
  • つまりそういう生活そのものの中では、女は言語を切実には要求しなかった。 竹内久美子『浮気人類進化論 きびしい社会といいかげんな社会』より引用
  • 現実の人生や自然に接したような切実な感じの得られんのは当然あたりまえだ。 二葉亭四迷『平凡』より引用
  • そして、それこそお母さんとして一番切実なものであるわけですから。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 彼は荒い鼻息と切実なひとみで、通りすがりの全ての女性に声をかけていた。 有沢まみず『いぬかみっ!06』より引用
  • その響きには、自分でさえ信じられないほどの切実さがこもっていた。 雨木シュウスケ『レジェンド・オブ・レギオス 第03巻 レギオス顕現』より引用
  • 結婚してこのかた、祥子がこれほど切実に夫を求めたことはなかった。 森村誠一『分水嶺』より引用
  • 他人から見ると取るに足らない悩みも、本人にとっては切実な問題です。 麻生佳花『尼は笑う』より引用
  • そしてそれこそが、失恋したばかりの人にとっては一番切実な問題なのだ。 森瑤子『恋愛論』より引用
  • 第三者としてきく坂本の、妻に対する気持の表現は何か切実でなかった。 宮本百合子『今朝の雪』より引用
  • 今の今まで、ぼくは将来のことをそれほど切実に考えていなかった。 佐野良二『闇の力』より引用
  • 同じコースを執拗しつように何度も何度も繰り返して巡る必要を切実に感じた。 西尾維新『化物語(下)』より引用
  • 彼らがまことに切実に必要としていた食事の用意ができたのだ。 ヴェルヌ/大久保和郎訳『グラント船長の子供たち(下) 地の果ての燈台』より引用
  • 貴族の行動における矛盾を最も切実に表わす言葉に「中世趣味」がある。 菊地秀行『吸血鬼ハンター11b D-ダーク・ロード2』より引用
  • それはそれでいいのだけど、やはり中の構造から出てくる表現の切実さがない。 赤瀬川原平『じろじろ日記』より引用
  • だが実際上から云って、基本的な問題だけが切実な問題だと思ってはならない。 戸坂潤『技術の哲学』より引用
  • もう、どんな自分の言葉も、切実な強さを持ち得ないのを彼は明かに知った。 宮本百合子『古き小画』より引用
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