切実な思い

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  • だが、息も切れ切れの英典には切実な思いを口にすることができない。 樹生かなめ『~ラベンダー書院物語~ その男、発情中につき』より引用
  • そのような少なくとも私にとっては切実な思いが託されていた。 茂木健一郎『思考の補助線』より引用
  • 二年前の未解決事件について相談したのは切実な思いからだろうが、彼女は火村のファンでもあるのかもしれない。 有栖川有栖『朱色の研究』より引用
  • 息子を再生させたいという切実な思いは、馨にも伝わってくる。 鈴木光司『ループ』より引用
  • 男の気持がたとい、そうであっても女にしてみれば一年一年老いるというのは切実な思いに違いない。 平岩弓枝『御宿かわせみ 32 十三歳の仲人』より引用
  • それが、切実な思いを抱いて自分などに連絡をして、こうして青白い月の下でこの自分を待っている。 塚本晋也『悪夢探偵』より引用
  • 一瞬、覚悟のようなものがよぎったが、それはことさら切実な思いではなかった。 辺見じゅん『完本 男たちの大和(上)』より引用
  • これはむしろ、落魄らくはくといえば一番近いだろうような心境から生まれた切実な思いの句だろう。 大岡信『名句歌ごよみ〔夏〕』より引用
  • 真剣な思い、切実な思いが、その目には込められていた。 東野圭吾『白夜行』より引用
  • 恋情れんじようだけでなく、一般に、深く切実な思いの者ほど、じっと黙って耐えることも指す。 講談社辞典局編『日英対照実用ことわざ辞典』より引用
  • この切実な思いは胸にせまってめつけて来た。 本庄陸男『石狩川』より引用
  • しかしどうしても、当のわたしとしては、それほど悪いことをしているという切実な思いが湧いてこない。 三浦綾子『塩狩峠 道ありき』より引用
  • 今だって、できることなら俊男と代ってやりたい、と伸子がどんなに切実な思いでいるか。 赤川次郎『天使に似た人』より引用
  • ふくよかに、おっとりして、赤い小さい唇をしていた蕗子の生のなかにもこうして一つの切実な思いからの死が包括された。 宮本百合子『道標』より引用
  • 彼の作品はいずれも収容所で失った両親や仲間への切実な思いが根底にあり、アドルノの言う「アウシュヴィッツ以後」に可能な詩の形を示したといえる。
  • と市朗は、これは切実な思いで訊いてみた。 綾辻行人『暗黒館の殺人(上)改訂06 02 08』より引用
  • 泉水子は切実な思いで口を開いた。 荻原規子『RDG レッドデータガール はじめてのお使い』より引用
  • もう一度家族三人で暮らしたいと願う泉の切実な思いを聞いたさくら達は、泉を励まし、父親探しの旅に送り出した。
  • これも、かなり切実な思いであるらしい。 山口瞳『酒呑みの自己弁護』より引用
  • つまりは切実な思いである。 山口瞳『草競馬流浪記』より引用
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