切実な声

16 の用例 (0.00 秒)
  • ねえ、君、と彼は訴えかけるように切実な声でいった。 大江健三郎『死者の奢り・飼育』より引用
  • その結果、現場の切実な声に中日本高速道路株式会社は2007年度末としていた開通時期を変更せざるを得ない状況になってしまった。
  • 私たちフランスの若ものは、第一次大戦ののちに生まれてこんにちまで、世界の平和を希う切実な声の中に成長して来た。 宮本百合子『私の信条』より引用
  • 「私たちは自由がほしいのです」これが、「普通の女の子」になろうとする彼女たち三人の切実な声なのだ。 吉田満『戦中派の死生観』より引用
  • 妙に明るく切実な声でそう言う。 有沢まみず『いぬかみっ!02』より引用
  • 家族の崩壊が心配され、家族の再生が求められるなか、婚姻前の氏をそれぞれ名乗りながらも法律上の家族でありたいと願う切実な声がある。
  • その会話に食べ物を求める女の切実な声が重なる。 大石圭『殺人勤務医』より引用
  • 「もし、田村さんが自殺でないとしたら、誰か犯人がいるかもしれないですよね」真由子は切実な声で、早口だった。 伊坂幸太郎『死神の精度』より引用
  • 必死に考える上条に、インデックスは切実な声で言う。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第13巻』より引用
  • 目前の案件を軽視し、市民の切実な声に耳を貸そうとしない態度が、警察に対する不信感をはぐくむにちがいない。 田中芳樹『薬師寺涼子の怪奇事件簿06 夜光曲』より引用
  • 男を悩殺するしか頭にないような淫婦の面影は消え、切実な声に、数多くの部下を叱咤しつつ修羅場を乗り切ってきた豪胆で知性的な女の素顔がのぞいた。 菊地秀行『トレジャー・ハンター03 エイリアン魔獣境 II』より引用
  • 麻美は切実な声を出した。 馳星周『生誕祭(下)』より引用
  • あの切実な声が脳裏によみがえってくる。 初野晴『水の時計』より引用
  • 切実な声だった。 浅田次郎『月のしずく』より引用
  • 戸口まで雅美を引き戻すと、切実な声で囁いた。 浅田次郎『姫椿』より引用
  • いちど休憩所を見返り、切実な声をしぼる。 浅田次郎『月のしずく』より引用