切実

全て 名詞
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  • それが彼の希望のなかで、現在もっとも切実なもののはずだったからだ。 ダンテ/三浦逸雄訳『神曲(第三部) 天国篇』より引用
  • しかし考えてみると、このほうが革命の直接原因としての切実感がある。 星新一『きまぐれ暦』より引用
  • 人々は、自分の歯が美しくあってほしいという切実な願いを持っている。 川島誠『もういちど走り出そう』より引用
  • このような、切実な関心を、今から約一〇〇年も昔に抱いた人物がいた。 飯沼和正『あるのかないのか? 日本人の創造性』より引用
  • 思えばすべての花は同様なのだが、そのいちいちが生活に切実ではない。 松平維秋『松平維秋の仕事』より引用
  • 伊藤や井上たちと違い、一般の者はもっと対外的に切実感を持っている。 松本清張『象徴の設計 新装版』より引用
  • どうかして自分の心を相手に通わせたいと思う切実な願いといってもよい。 亀井勝一郎『青春論』より引用
  • 小学生の女の子が描いた一枚の油絵は、何か奇妙な切実さに満ちていた。 角田光代『これからはあるくのだ』より引用
  • この絵の少年と同様、なにかを希求する切実な光がその瞳に宿っていた。 福井晴敏『機動戦士ガンダムUC 02 ユニコーンの日(下)』より引用
  • もっと亜左美自身にとって切実な何かを聞かされるものと思っていた。 多島斗志之『症例A』より引用
  • つまりそれだけ切実に禎子さんに会いたいと思っておられたのでしょうね。 柴田よしき『好きよ』より引用
  • 氏の声はまた何という心の傷手からにじみ出した切実な声になったことだろう。 岡本かの子『鶴は病みき』より引用
  • 何かの時に、子どもを理由にしたくない、私は切実に思っていました。 沖藤典子『女が会社へ行きたくない朝』より引用
  • 彼等は愛のけいと愛のたまものとを同時にけて、同時に双方を切実に味はつた。 夏目漱石『それから』より引用
  • この意味で自己否定という事が自分には切実な問題になって来た。 和辻哲郎『自己の肯定と否定と』より引用
  • 今この業界で最も切実に求められているのは、仕事の出来る大人の女性だよ。 森瑤子『風物語』より引用
  • この問いは、経済的に豊かな国でほど切実な問題となってくる傾向がある。
  • そんなことよりも、友だちがいないことの方が、もっと切実せつじつで重要です。 橋本治『勉強ができなくても恥ずかしくない(1) ―どうしよう…の巻』より引用
  • それはわれわれの生命や生活にとって切実な事柄ばかりなんですから。 葉山嘉樹『海に生くる人々』より引用
  • だが之は今日の理論家の最も切実な課題の代表的なものなのである。 戸坂潤『日本イデオロギー論』より引用
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