切れ

全て 動詞 名詞
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  • 浮上したときには、それらしい情報を持ち切れないほど手にしています。 キャロル・ルイス『心を養う』より引用
  • 私には、文章をゆっくり調べて読む癖があるので、とても読み切れない。 太宰治『弱者の糧』より引用
  • ひろ野原のはらうえには、雲切くもぎれがして、あおかがみのようなそらえていました。 小川未明『風と木 からすときつね』より引用
  • 畑に栽培されている植物の色が一切れごとにそれぞれ一つも同じものはない。 寺田寅彦『写生紀行』より引用
  • 空を蔽うていた森林が切れて、そこから日の光が落ちて来たからである。 国枝史郎『生死卍巴』より引用
  • あのまゝで行くと俺の銀行の地位は持ち切れなくなるかも知れないよ。 島村抱月『人形の家』より引用
  • ラジオや電話が切れたと思って、市民の心を乱してゆこうというのだな。 海野十三『空襲警報』より引用
  • が、その声には、まだ抑え切れない可笑おかしさが残っているようであった。 芥川竜之介『素戔嗚尊』より引用
  • 端の千切れたポスターに印刷された大会開催日は、一カ月後に迫っていた。 佐野良二『われらリフター』より引用
  • 私は一時間程横になりましたが、酸素が切れたので買いに走りました。 梶井久『臨終まで』より引用
  • いくら諸式のやすい時代でも一カ月に一分や一分二朱じゃあやり切れません。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • それからよく見ると、その竹切れの上には、なにか赤いものがついていた。 海野十三『地球盗難』より引用
  • いったんもとみかにかえっては、人間にんげんとのえんれてしまったのです。 楠山正雄『葛の葉狐』より引用
  • 鮎といえば、一般に水を切ればすぐ死んでしまうという印象を与えている。 北大路魯山人『鮎の食い方』より引用
  • さすがにおめえも一の子分だけあって、あごの油の切れねえのは豪勢だ。 佐々木味津三『右門捕物帖』より引用
  • だから小林はその魂の根本に於いて、文学とは完全に縁が切れてゐる。 坂口安吾『教祖の文学』より引用
  • 肩に金切きんぎれなんぞくつけてゐたつて、ふうの悪いやつらも多い世の中だ。 芥川竜之介『お富の貞操』より引用
  • しかし正確にいうと、彼のこの言葉は完全だとはいい切れなかった。 丘丘十郎『地球発狂事件』より引用
  • 私は自分が彼の苦痛の原因になることがやり切れなかつたのだ。 神西清『母たち』より引用
  • 持ち切れなくて出て行く者も多かったが増えることも増えたものだ。 金田千鶴『夏蚕時』より引用
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