切り

全て 動詞 名詞
17,246 の用例 (0.02 秒)
  • そしてそれっ切りで先が出なくなってしまったのだ。 葉山嘉樹『海に生くる人々』より引用
  • されどこの一の棒の中を切りて二画に書くは書きやすきためにや。 正岡子規『墨汁一滴』より引用
  • 助手は屍体をまた裏がえして、警察医が頭蓋骨を切りよいように手伝った。 海野十三『人体解剖を看るの記』より引用
  • その時彼は例の事件について、突然向うから口を切りました。 夏目漱石『こころ』より引用
  • もう八時頃であろうかと思われましたが、英国の夏の日はなかなか暮れ切りません。 岡本綺堂『栗の花』より引用
  • どこまでも厭だと云ひ切りもしないが快く裏書をしさうな様子もない。 平出修『瘢痕』より引用
  • しかしそういう時はまたそういう時で、とかく切りてにくいのであった。 徳田秋声『仮装人物』より引用
  • それ切り彼は何も見ず聞かず、朝日の昇る時まで何も知らなかった。 松村みね子『精』より引用
  • 切りにベルをおしても容易に女中が現れないので舅は樽野に命じた。 牧野信一『円卓子での話』より引用
  • なるほど主殿へ切り入ったならば、討って取られることであろう。 国枝史郎『血ぬられた懐刀』より引用
  • 八百屋などが来ると自分で台所へ出かけてやかましく値切り小切りをする。 寺田寅彦『イタリア人』より引用
  • これが髷のお別れだ、そんなことを言って、それから切りましたよ。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • 一八三〇年は一七九三年の肉切り庖丁を折り捨てるにふさわしかった。 ユゴー・ヴィクトル『死刑囚最後の日』より引用
  • 破壊したそのふちは、ザラザラに切りいだような歯をいていました。 海野十三『崩れる鬼影』より引用
  • 私は室へはいるやいなや、今までいていた仕切りのふすまをすぐ立て切りました。 夏目漱石『こころ』より引用
  • 青年 切りたくても切れないから、こんなことをいふのです。 岸田国士『ある親子の問答(一幕)』より引用
  • 童子は最後に自分の腕に思ひ切り大きいのを描いておしまひにした。 斎藤茂吉『念珠集』より引用
  • 半兵衛は腰にさしていた山刀を抜いて、老僧の真向から切りおろした。 田中貢太郎『山の怪』より引用
  • 自分の運命を切りひらけと云われたところで 運命は食パンではないのです。 林芙美子『新版 放浪記』より引用
  • 十頭ばかりの馬が馬場に出てしきりに競争の練習中だつた。 牧野信一『ダイアナの馬』より引用
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