切り

全て 動詞 名詞
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  • よりによって、一真寺の近くにこんな変な人切り沙汰さたが起きているんだ。 佐々木味津三『右門捕物帖』より引用
  • たとえば机の上にある紙切りが見えないであたり近所を捜し回ることがある。 寺田寅彦『錯覚数題』より引用
  • 塀の切り戸から死骸の出るのを、待ちもうけていて運んで行ったようだ。 国枝史郎『娘煙術師』より引用
  • だから山ノ井君が林の中であばれてさかんに木を切りたおしたでしょう。 海野十三『宇宙の迷子』より引用
  • 茶界というもの紋切り型一通り覚え込むさえ三年や五年はかかるものである。 北大路魯山人『現代茶人批判』より引用
  • そういう書物を毎日新聞を読む時間にひと切りずつ読む事にしたらどうであろう。 寺田寅彦『一つの思考実験』より引用
  • 僕は君に初めて送る手紙のために筆の先をハサミで切りました。 太宰治『虚構の春』より引用
  • 彼等の乘つた二等室には、他には乘客がなくつて借し切り見たいであつた。 正宗白鳥『新婚旅行』より引用
  • これが伸び切り、縮み切りになるときがわれわれの最後の日である。 寺田寅彦『初冬の日記から』より引用
  • そのためにはどうしても、阿賀妻と主君とを切りはなさなければならない。 本庄陸男『石狩川』より引用
  • 実蔵のやつもそんなことを言い出しましてね、あれもこないだ切りました。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • 奥様おくさま思切おもひきり、てゝもわたしそばいのちをかけてやうとおつしやる。 泉鏡太郎『神鑿』より引用
  • 下のかたのきところに炉を切りて土瓶をかけ、傍らに粗朶籠そだかごなどあり。 岡本綺堂『人狼』より引用
  • 私はステツキをあげて扉口を指差しながら、憤然たる啖呵を切りました。 牧野信一『船の中の鼠』より引用
  • 残念ながら髪切りの話はここでひと先ず中止のほかは無かった。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • けれども朝から晩まで机の前に座ったっ切りで居られるのは何より心配ですよ。 宮本百合子『お久美さんと其の周囲』より引用
  • 彼は昔枝切り人だったので、今また喜んで園丁になったのである。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • たぶん三毛に導かれて切り穴から出る事を覚えたのであろう。 寺田寅彦『ねずみと猫』より引用
  • 室に寐ころんだ切り、ぼんやり此んなことを考へてゐる内に四時になつた。 寺田寅彦『伊香保』より引用
  • 彼は山の中の草の上に坐って、頭髪を切り、それを傍に置いて合掌していた。 田中貢太郎『村の怪談』より引用
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