切り裂いてゆく

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  • 巧妙に設置された火点からの十字砲火が、深入りした敵を切り裂いてゆく。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 05 5121小隊 episode TWO』より引用
  • 原子力エンジンの噴射ガスはリング物質をバターのように切り裂いてゆく。 野尻抱介『太陽の簒奪者』より引用
  • それに対抗するのか、スロットルが噴射されるように男の声が女の声を切り裂いてゆく。 瀬名秀明『パラサイト・イヴ』より引用
  • 記憶がやいばになって、今の彼女を切り裂いてゆく。 友野詳『妖魔夜行 闇より帰りきて』より引用
  • 手も足も出ぬ娘の肌を、薄く浅く切り裂いてゆくとは、何という残酷な拷問か。 菊地秀行『吸血鬼ハンター03 D-妖殺行』より引用
  • そのまま一気に腹に向かって切り裂いてゆく。 大槻ケンヂ『新興宗教オモイデ教』より引用
  • そんな考えが頭に浮かんだけれど、それより彼の放った言葉のやいばが、胸を切り裂いてゆく痛みに、ぼくはすっかり翻弄ほんろうされていた。 野村美月『文学少女シリーズ04 “文学少女”と穢名の天使』より引用
  • 細胞質内に充満した活性酸素がそれをずたずたに切り裂いてゆく。 瀬名秀明『パラサイト・イヴ』より引用
  • 足もとから頭のてっぺんへ躰を縦に切り裂いてゆくような不快な爆音である。 深田祐介『炎熱商人(下)』より引用
  • それでも機銃は容赦なく火を噴き続け、敵を原形を留めぬまでに切り裂いてゆく。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 08 九州撤退戦・上』より引用
  • 仕来り通り、物差やはさみを使わず器用に布を切り裂いてゆく。 岩井志麻子『夜啼きの森』より引用
  • 十発に一発の割合で曳光弾えいこうだんが挿入してある機銃の弾道が、淡い緑色の筋を引いて夜空を切り裂いてゆく。 福井晴敏『∀ガンダム(上)』より引用
  • 冬の突風が体を切り裂いてゆく。 野村美月『文学少女シリーズ07 “文学少女”と神に臨む作家 上』より引用
  • 浩が美千代にそう喋っている最中に、天上に向って空を鋭く切り裂いてゆく爆音が、耳を打った。 深田祐介『炎熱商人(下)』より引用
  • 蒼い光が、尾を引きながら闇夜を切り裂いてゆく。 白瀬修『おと×まほ 第01巻』より引用
  • 炎はひしゃげたタンクを、熊田を傷つけることなく、あめのように切り裂いてゆく。 西野かつみ『かのこん 第09巻 ~あらたなるめざめ~』より引用
  • ベンのナイフが小気味よく腿を切り裂いてゆく。 C・D・シマック『マストドニア』より引用