切り立ったよう

37 の用例 (0.01 秒)
  • まわりのがけは切り立ったようにきゅうで、容易よういによじのぼることができません。 ロフティング『ドリトル先生物語07巻 ドリトル先生と月からの使い』より引用
  • ことに数十歩先はがけに近い急斜面で、切り立ったような崖と向い合っていた。 黒岩重吾『白鳥の王子 ヤマトタケル 3 西戦の巻(下)』より引用
  • ときどき案内人が切り立ったような高いところを指さして、何とか名前を言った。 モーパッサン/新庄嘉章訳『女の一生』より引用
  • 山の白い崖が切り立ったようになっている。 松本清張『赤い氷河期』より引用
  • 地平線は切り立ったように鋭く明確で、今まで見慣れて来たものとは違っていた。 ヘディン/岩村忍訳『中央アジア探検記』より引用
  • 吹雪のせいで吹き溜まりがあちこちにできていたが、ほとんど切り立ったような崖だった。 高橋克彦『パンドラ・ケース よみがえる殺人』より引用
  • その両側の壁は、切り立ったようになり、いまにも両側がくっつきそうだった。 ウェルズ/能島武文訳『モロー博士の島』より引用
  • 口吻は長く先細、頭部のメロンは垂直に切り立ったような形状である。
  • 栃木をすぎると、その切り立ったような山の中腹には雲がかすみのようにかかっているのもあった。 相沢忠洋『「岩宿」の発見 幻の旧石器をもとめて』より引用
  • いくことおよそ十分あまり、やがてボートがついたところは、切り立ったような断がいのふもとだった。 横溝正史『仮面城. v0.9』より引用
  • 大きな汽船を海岸に打ち上げ、岩を吹き飛ばす強い風も、この切り立ったような岩壁には何の力もおよばなかった。 ヴェルヌ/波多野完治訳『十五少年漂流記』より引用
  • 三人は、両側に切り立ったような峡谷をなしてそびえる、けわしい断崖の間を進んでいった。 クイーン/石川年訳『スペイン岬の裸死事件』より引用
  • 断崖は内側に屈曲し、そのあと五百フィートにわたって切り立ったように落ちこんでいた。 フィルポッツ/井内雄四郎訳『闇からの声』より引用
  • 切り立ったような斜面の岩があった。 スタンダール『赤と黒』より引用
  • 破風作りの壁に、ひとつだけ切った窓が街路に向かって開かれて、切り立ったような壁の上に身体を乗り出せば、街全体を一目に見渡すことができるとのことだった。 ラヴクラフト全集2『02 「エーリッヒ・ツァンの音楽」』より引用
  • この男は、ほかのもの途中とちゅうでためらっているうちに、谷間たにまに見えるうつくしい大きな虫をくわしくしらべあげようと決心けっしんして、切り立ったようながけをおりてゆきました。 ロフティング『ドリトル先生物語07巻 ドリトル先生と月からの使い』より引用
  • 管理人がいつかわたしにいっていたが、往来から見上げると、真四角な建物の頂上近く、切り立ったような壁板の上に、ぽつんとひとつこの窓があいているのを、やっと見ることができるだけなのだ。 ラヴクラフト全集2『02 「エーリッヒ・ツァンの音楽」』より引用
  • 南岳から北穂高岳までは呼べばとどくほどの距離に見えたが、その間には、切り立ったような谷がひかえていた。 新田次郎『槍ヶ岳開山』より引用
  • 岩組も谷も影を隠し、切り立ったような山の斜面が、左右に聳えている真中を、ウネウネと道が付いていた。 国枝史郎『神州纐纈城』より引用
  • 岩組も谷も影を隠し、切り立ったような山の斜面が、左右に聳えている真ん中を、ウネウネと道が付いていた。 国枝史郎『神州纐纈城』より引用
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