切り捨ててしまう

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  • 日奈がそう思ってきたことを、あり得ないと切りててしまったのだ。 新井輝『ROOM NO.1301 10』より引用
  • 彼はおそらく意識的に、一切の人間の外面生活は切り捨ててしまったのだろう。 メーテルリンク/鈴木豊訳『青い鳥』より引用
  • それよりも思考そのものを切り捨ててしまった方が早い。 雨木シュウスケ『レジェンド・オブ・レギオス 第02巻 イグナシス覚醒』より引用
  • だからといって、そうした王名表の初期の王たちを切り捨ててしまうべきではない。
  • つまり、木工部門を切り捨ててしまってもかまわないのだぞというわけである。 半村良『魔女街』より引用
  • 相手を切り捨ててしまうノーもあれば、断られたのに気分のいいノーもある。 森瑤子『非常識の美学』より引用
  • 寝ても起きても自由にならない両腕は、いっそのこと切り捨ててしまいたいと思うほど苦痛の根源となる。 大塚公子『死刑執行人の苦悩』より引用
  • この病院で先生だけは、他の人があっさり切り捨ててしまうものに気持ちを向ける人だったから。 海堂尊『チーム・バチスタの栄光(下)』より引用
  • かつてなら、自分から遠ざかろうとする気配が見えた瞬間に、その相手を心の中でこっちから切り捨ててしまったものであった。 松枝蔵人『聖エルザクルセイダーズ外伝「修羅の少女」』より引用
  • 伊達眼鏡は、これらのような目が悪いからこそ起こるすべてのシチュエーションを切り捨ててしまっているのだ! 沖田雅『先輩とぼく 03』より引用
  • そんな思いつきを、探偵小説じみた妄想だと切り捨ててしまうわけにはいかなかった。 綾辻行人『暗黒館の殺人(上)改訂06 02 08』より引用
  • ナルならTV取材なんか、あの毒舌で切り捨ててしまうと思うけどぉ? 小野不由美『悪霊シリーズ 8 悪霊だってヘイキ!下』より引用
  • でも端数を切り捨ててしまうような、四捨五入でどんどん進むような粗雑さにはどうしても抵抗があったのだ。 赤瀬川原平『優柔不断術』より引用
  • これを今この場ですっぱりと切り捨ててしまうとなると、なぜだか「ちょっと待った」ってブレーキがかかるのだった。 今野緒雪『マリア様がみてる 13 真夏の一ページ』より引用
  • 脳は眼や耳から入力された情報をチョムスキー文法に変換する段階で、大量の情報を切り捨ててしまいます。 山本弘『時の果てのフェブラリー 赤方偏移世界 徳間デュアル文庫版』より引用
  • たとえ人間にとって過去を切り捨ててしまうことはできないことであるにせよ、これからの生き方を、過去の規制によってではなく、過去の否定の上につくり変えようと試みて、何故いけないのでしょう。 柴田翔『されどわれらが日々──』より引用
  • 「超克」伝説だけで思想を切り捨ててしまうことは、そこに提出されている今日継承可能な問題までも捨てることになって、伝統形成には不利である。 竹内好『近代の超克』より引用
  • その無数の場合を切り捨ててしまって、ぜんぶ快適な生活というただひとつの問題にしぼってしまえってわけだ! ドストエフスキー/北垣信行訳『罪と罰(中)』より引用
  • その一方で、オランダの植民地時代の遺産の完全否定は、経済的にプラスになる部分まで切り捨ててしまったために、同国に経済的な疲弊をもたらした。
  • 出向要員になった理由もそのせいらしいが、融資部ではとくに事情を調べもせず、あっさり切り捨ててしまった。 山田智彦『銀行 男たちの報酬』より引用