切り出し

全て 動詞 名詞
3,225 の用例 (0.01 秒)
  • 夕食後まだ間もなくて、彼女が特に何かを切り出したとは思えなかった。 福永武彦『海市』より引用
  • 私は種々なことを尋ねられそうなのを恐れて、すぐこう切り出してみた。 豊島与志雄『理想の女』より引用
  • 相手を切り出しやすい状態にさせるために、曹操は白い歯をみせたのだ。 陳舜臣『秘本三国志 04 (四)』より引用
  • しばらく、夫婦を相手にいろいろな話をしていたが、やがて切り出した。 海音寺潮五郎『新太閤記(一)』より引用
  • そしてそれは間違まちがいではなかったらしく、冴子は別の話題を切り出した。 新井輝『ROOM NO.1301 09』より引用
  • 実はこの質問は、さっきから切り出したくてうずうずしていたのである。 横溝正史『金田一耕助ファイル03 獄門島』より引用
  • 自分から話を切り出しておきながら、頭のなかのストーリーに躊躇する。 樋口有介『魔女』より引用
  • それでも空々が言葉を探していると、花屋のほうが先に切り出してきた。 西尾維新『悲鳴伝』より引用
  • 古すぎるほどで、両方の壁は、黒っぽい石の塊りから切り出したものだ。 ギブスン『ニューロマンサー』より引用
  • 明らかに何かひどくいいにくいことを切り出しかねているのらしい。 ドイル/延原謙訳『ドイル傑作集 海賊編』より引用
  • 寺木が改まった口調で切り出したのは、列車が名古屋駅を出た直後だった。 堺屋太一『油断!』より引用
  • それがなにやら仔細ありそうにも見えたので、半七の方から切り出した。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 父が手紙を書きながら切り出しどころを思案していたことが察せられた。 冲方丁『光圀伝』より引用
  • 廊下の片隅に俺を連れ出した女が詰問するような口調でそう切り出した。 押井守『Avalon 灰色の貴婦人』より引用
  • 実は柳橋の中村楼の主人から相談を持ちかけられたのだがと切り出した。 平岩弓枝『御宿かわせみ 21 犬張子の謎』より引用
  • 新海さんのことで尋ねたいことがあるのだが、と単刀直入に切り出した。 東野圭吾『幻夜』より引用
  • そう切り出しても何の手答えもないので、今度は質問の形に切りかえた。 サキ『ザ・ベスト・オブ・サキⅠ』より引用
  • 言いにくそうに自分の話を切り出したことは、瞬間的に忘れているらしい。 新田一実『時の迷宮の舞姫 霊感探偵倶楽部』より引用
  • 前嗣は枕元まで進んだが、何からどう切り出していいか分からなかった。 安部龍太郎『戦国秘譚 神々に告ぐ(下)』より引用
  • 不自然な切り出しかただったが、言い直す余裕もなく男は言葉を継いだ。 原田宗典『屑籠一杯の剃刀 自選恐怖小説集』より引用
  • 次へ »