切り出した石

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  • 切り出した石をわずかな隙間すきまもなく組み合わせた、荘厳そうごんな造りをしていた。 時雨沢恵一『キノの旅 第09巻』より引用
  • 自分たちが切り出した石で飾られたお城を見たい、と願う者が大半であった。 柴田錬三郎『嗚呼 江戸城(中)』より引用
  • 切り出した石を海上運搬する「石船」という独特の船がこの海域ではよく見られた。
  • ジムの前にいるドラゴンたちは、まわりの大洞窟から切り出した石の彫像のように、じっと黙っていた。 ディクスン『ドラゴンの騎士〔上〕』より引用
  • 二股に分かれている先端部を舟の舳先のように前方へ向け、これに切り出した石を乗せ、ロープで曳く。
  • 祭壇の一角に、一抱えほどの四角く切り出した石が使われている。 高千穂遙『美獣 神々の戦士』より引用
  • 最下層にはコンクリートを打ち、その上に近くの村から切り出した石を積み上げて橋脚の基礎構造を造った。
  • 尾根南面は人工の切り立った崖面で「大切岸」と呼ばれ、かつては古都鎌倉の防衛遺構であると言われていたが、近年の発掘調査により、大々的に石材を切り出した石切り場跡であったことが確認されている。
  • 切り出した石に身をかくしてのぞくと、飯場の方からもれ出る明りを頼りにまだ夏芙蓉の木陰では涼台やベンチに腰を下ろした女や男らが話に興じていた。 中上健次『野性の火炎樹』より引用
  • 切り出した石を積んで、上にはいばらたばで笠がこいをつけ、外側にはずっと一面、びっしりと、樫の木の黒材でたくさんの杭を打った。 ホメロス/呉茂一訳『オデュッセイア(下)』より引用
  • そこには、切り出した石が山のように積んであり、鉛板が巻いたままになっていたり、小割板こわりいたの束や、すでにのこぎりで切りこまれた丈夫な梁などがころがっていたり、また石膏せっこう篩屑ふるいくずが積みかさなったりしていた。 ユゴー/辻昶・松下和則訳『ノートルダム・ド・パリ(下)』より引用
  • 山から切り出した石を粘土と石灰でかためた頑丈なへいをめぐらし、ここかしこに、いかめしい鉄骨の門があった。 パール・バック/大久保康雄訳『大地(2部)』より引用
  • 下の階層は、切り出した石のブロックや、川の玉石と石灰、砂、粘土を混ぜたものを1メートルから2メートル積み上げて造られる。