切り出したら

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  • もともとひとつの石から切り出したものなので、原石の形になってしまう。 帚木蓬生『受精』より引用
  • そう言って弟は、女の眼の底をじっと見つめながらいきなり切り出したのじゃ。 モーパッサン/新庄嘉章『ある女の告白』より引用
  • 神妙な声で切り出したウェイバーに、二人はコーヒーを啜る手を止めた。 虚淵玄『Fate/Zero Vol.4 「煉獄の炎」』より引用
  • 三人の家族を前にして、父親の鮎川源三が深刻な表情で切り出した。 吉村達也『観音信仰殺人事件』より引用
  • 矢野氏自身も病気であるかのような青い顔をして、そう陰鬱に切り出した。 吉川英明『父 吉川英治』より引用
  • 人ばらいを命じて当綱と二人だけになると、治憲はすぐに切り出した。 藤沢周平『漆(うるし)の実のみのる国(下)』より引用
  • 不思議そうな顔で二人のすることを見ていたが、唐突に切り出した。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第07巻 「コーラルの嵐」』より引用
  • だが彼は無礼な態度に出ようにもどんな風に切り出したらいいのか知らなかった。 スタンダール/大久保和郎訳『赤と黒(上)』より引用
  • 「ところでその彼が死んだわけですから」と、私は様子を見て切り出した。 フィッツジェラルド/佐藤亮一訳『華麗なるギャツビー』より引用
  • 彼は沈黙ちんもくの気まずさにえきれなくなって、自分の方から話題を切り出した。 賀東招二『フルメタル・パニック!10 せまるニック・オブ・タイム』より引用
  • 有実は、何かを考えていたようだが、しばらくしておずおずと切り出した。 香月日輪『妖怪アパートの幽雅な日常④』より引用
  • いくつかの話題が表れては消えた後、金山さんはおずおずと切り出した。 北村薫『覆面作家の夢の家』より引用
  • 彼はロバート・レッドメーンの話は避け、代わりに他の話を切り出した。 フィルポッツ/赤冬子訳『赤毛のレッドメーン家』より引用
  • もうひとつ言えば、先生から女を捜しているって切り出したんじゃないのか? 新堂冬樹『忘れ雪』より引用
  • 三十分ほどそうやって雑談してから、ぼくは心を決めて切り出した。 原田宗典『どこにもない短篇集』より引用
  • これらのくいを切り出したもとの木はなんという木か、わたしは知らなかった。 デフォー/佐山栄太郎訳『ロビンソン・クルーソー』より引用
  • 書斎机の端に両肘を突いてこちらに目を向け、やおら玄児は切り出した。 綾辻行人『暗黒館の殺人(上)改訂06 02 08』より引用
  • トムはどう話を切り出したものかと考えてたので、その返事はしませんでした。 ディケンズ/北川悌二訳『ピクウィック・クラブ(上)』より引用
  • 「行くには行ったと言ったでしょう」とギャツビーが切り出したのである。 フィッツジェラルド/佐藤亮一訳『華麗なるギャツビー』より引用
  • 切り出した石をわずかな隙間すきまもなく組み合わせた、荘厳そうごんな造りをしていた。 時雨沢恵一『キノの旅 第09巻』より引用

切り出したら の使われ方