切り出しかた

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  • 不自然な切り出しかただったが、言い直す余裕もなく男は言葉を継いだ。 原田宗典『屑籠一杯の剃刀 自選恐怖小説集』より引用
  • まるで塀の上を爪先立ちで歩くような話の切り出しかただ。 柳美里『フルハウス』より引用
  • へたな切り出しかたをしたならば、わしは森を通ってゆく、と言い出し兼ねない。 新堂冬樹『ある愛の詩』より引用
  • 今の口の切り出しかたで見ると、彼が今村を余程油断のならぬ敵手と値踏みしていることは確実といってよいのである。 平林初之輔『犠牲者』より引用
  • 麻生ミキには申し訳ないが、おれ自身話の切り出しかたを考えていたところに向こうから宝石の話題を持ち出してくれたということは、結果はもう半分以上見えたということだ。 樋口有介『風の日にララバイ』より引用
  • それはごくさりげない切り出しかただったけれど、一同ははっとしたように奥村の顔をみなおした。 横溝正史『金田一耕助ファイル08 迷路荘の惨劇 v0.9』より引用
  • 彼女の癖がのみこめないうち、よくこの陰気っぽい話の切り出しかたで、皆が滅入った。 宮本百合子『祖母のために』より引用
  • じつに巧妙な質問の切り出しかただと思った。 横溝正史『金田一耕助ファイル19 悪霊島 上』より引用
  • 鉄雄はここで去年のことについて、当然お悔みを申し述べるべきだと思ったが、事件が事件なので切り出しかたに困っていると、よい案配に篤子のほうからさりげなく話題をかえてきた。 横溝正史『金田一耕助ファイル17 仮面舞踏会』より引用
  • それでも切り出しかたは迷ってしまう。 姉小路祐『風水京都・竹の殺人』より引用
  • そりゃあ、佐武君の切り出しかたもたしかにまずかった。 横溝正史『金田一耕助ファイル05 犬神家の一族 v0.9』より引用