切りだすこと

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  • 私は単刀直入に切りだすことで、相手のためらいを打ち砕こうと考えた。 パトリシア・コーンウェル『証拠死体』より引用
  • しかし彼女がたずねて来た用件については、どうも話を切りだすことができませんでした。 デュマ・フィス/石川登志夫訳『椿姫』より引用
  • 雄介はそう考えて、自分の方から別れ話を切りだすことにした。 森瑤子『金曜日の女』より引用
  • 私はそうして彼女と杯のやり取りをしているあいだに、なんの不自然もなくそれを切りだすことができました。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編02 本格推理Ⅱ』より引用
  • こっちから切りだすことはない。 花村萬月『イグナシオ』より引用
  • 私流の断案をいきなり切りだすことにしやう。 坂口安吾『狼園』より引用
  • 子供がいるといつ話す機会が得られるか判らないので、蔭山は端的に切りだすことにした。 柄刀一『400年の遺言 死の庭園の死』より引用
  • いつも控えめで、自分から話を切りだすことなど滅多にない女であったが、今夜ばかりは違っていた。 荒俣宏『帝都物語2』より引用
  • またこの次にと思って延ばしていると、次に来た時には向うから何も云い出さないかぎり、やはりこちらから思いきって切りだすことができない。 中山義秀『碑・テニヤンの末日』より引用
  • まじめな態度で、実際的な話を、しかも相手とまったく対等の位置に立って切りだすこと、まさにこれが大事なのである。 ドストエフスキー/北垣信行訳『カラマーゾフの兄弟(1)』より引用
  • 私は警官や弁護士を相手に、要件を単刀直入に切りだすことに慣れているので、他の世界では前置きが必要なことを、ときどき忘れてしまうのだ。 パトリシア・コーンウェル『証拠死体』より引用
  • 当時、ときどき囚徒たちは、それをツーロンをとりまいてる高い丘から岩を切りだすことに使っていた。 ユゴー/斎藤正直訳『レ・ミゼラブル(上)』より引用
  • と、切りだすことになります。 姫野カオルコ『愛は勝つ、もんか』より引用
  • 私は思い切って、切りだすことにした。 パトリシア・コーンウェル『証拠死体』より引用
  • 料理屋へなぞ呼びだして、もてなしながら縁談を切りだすことが、まるで文子を貰つてくれと懇願でもするかのやうな形に見えて、その卑屈さに堪えられないのだ。 坂口安吾『吹雪物語』より引用
  • そして、そのテンマツを語るにはハナシ家が高座で一席うかがうぐらいのイキサツがあって、途中できりあげることも、途中から切りだすこともできない。 坂口安吾『明日は天気になれ』より引用
  • 「いとも親愛なる」や「いともいとしき」なんぞは使う気にもなれず、彼女をエミリーと呼ぶのもたまらないことだったので、最後に、「親愛な」だけで切りだすことになった。 モーム/北川悌二訳『人間の絆(上)』より引用