切りたった絶壁

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  • 私の立っている場所は三メートル四方ほどの狭いコンクリートのステージで、その向うは底も見えない切りたった絶壁になっていた。 村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 1』より引用
  • 凍てついた荒野をどこまでも走り、切りたった絶壁をよじのぼった。 半村良『亜空間要塞』より引用
  • 足は切りたった絶壁のつづくロスボ高原の彼方の、未知の世界へ向けられている。 半村良『亜空間要塞』より引用
  • 峡谷を通りぬけると、切りたった絶壁にかこまれた小さな円形劇場のような窪地くぼちへ出た。 アーヴィング/吉田甲子太郎訳『スケッチブック』より引用
  • 一行が再び行進をはじめようとしたとき、そのなかで最も若い、鋭い眼をした男が、あっと叫んで、頭上の切りたった絶壁を指さした。 ドイル/鈴木幸夫・鮎川信夫・齊藤重信『シャーロック・ホームズ全集(上)』より引用
  • 誰しも知っているように、わたしたちの報告には、グロテスクな岩層が薄い氷河層から突出し、台地の表面と最高峰の切りたった絶壁のあいだになだらかな低い山が立ちならんでいるなか、高度二万フィートにまで困難な上昇をしたこともふくめられていた。 ラヴクラフト全集4『07 「狂気の山脈にて」』より引用
  • 足場はたしかだし、切りたった絶壁もないし、手をのばせば手ごろな岩のくぼみをみつけることもできた。 村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 2』より引用
  • 三人のいるがわと同じように、むこうがわも切りたった絶壁になり、日のささない緑色の川は、いたるところ急流あり、大たき小滝ありで、そのとどろきで、こちらの地面さえゆれるのでした。 ルイス/瀬田貞二訳『(ナルニア国物語4) 銀のいす』より引用
  • 足下は、三、四百フィートばかりも切りたった絶壁で、そのふもとは海岸にせっするせまい森林地帯になっている。 R・E・ハワード『狂戦士コナン』より引用