切りこん

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  • 壁の手前で、川は深い谷を作って西の丘の側面に切りこんでいる。 村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 1』より引用
  • それも料理屋風に切った鮑のような風に斜めに段々が切りこんである。 森茉莉『記憶の絵』より引用
  • この小説の中で、一番私の心に切りこんで来たのは次の箇所だ。 森瑤子『ある日、ある午後』より引用
  • 魔法で消滅しなかった怪物に向かって、スパークは切りこんでいった。 水野良『ロードス島戦記 7 ロードスの聖騎士(下)』より引用
  • そこであの通り正面から切りこんでみたが、あの男は泰然とうけ流してしまった。 ドイル『ソア橋』より引用
  • 幅五〇センチもある機械獣の首の半ばまで、Dの刀身は切りこんだ。 菊地秀行『吸血鬼ハンター16 D-血闘譜』より引用
  • 今、Aビールのレッテルには、製造年月が、紙に切りこんであるんだよ。 山村美紗『幻の指定席』より引用
  • そこまで問題を切りこむ作家の人間的省察も階級的責任感もない。 宮本百合子『文芸時評』より引用
  • ザイルで体をとめ、切りこんだ氷の上に腰をおろし、寒気と飢えに耐えた。 植村直己『青春を山に賭けて』より引用
  • この事件は深く切りこんでくるというやつだ。 ドイル/鈴木幸夫・鮎川信夫・齊藤重信『シャーロック・ホームズ全集(上)』より引用
  • それを見たひとりの水兵が、気勢をあげながら、勇敢ゆうかんにも切りこんできた。 水野良『ロードス島戦記 6 ロードスの聖騎士(上)』より引用
  • パーンの言葉はするどく、スパークの心に切りこんでくる感があった。 水野良『ロードス島戦記 6 ロードスの聖騎士(上)』より引用
  • ときに、安寧な慇懃社会に、タメグチが切りこんでくることもあります。 酒井順子『たのしい・わるくち』より引用
  • そして女のみにある特有な、するどくてねばりのあるいい方で切りこんで来た。 吉川英治『黒田如水』より引用
  • ダンプカーは、宇津木の車を追い越すと、急な動きで前に切りこんできた。 勝目梓『炸裂』より引用
  • 囲みのいちばん薄いところを狙って、切りこんでいくしかない。 水野良『ロードス島戦記 外伝「ハイエルフの森 ディードリット物語」』より引用
  • 西山が星野を推賞した、そのほこを逆まにしてガンベは切りこんできた。 有島武郎『星座』より引用
  • 岩のようにだまりこんだ石黒へ、江原はもっと深く切りこもうとした。 阿部牧郎『誘惑魔』より引用
  • 川は根こぎにされた木のふちまで切りこんできていた。 ヘミングウェー/高村勝治訳『われらの時代に/ヘミングウェー短編集1』より引用
  • 険しい顔つきでテーブルの上のメモに視線を注ぐと、改めて切りこんでいった。 笹倉明『遠い国からの殺人者』より引用
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切りこん の使われ方