切に

全て 副詞
702 の用例 (0.01 秒)
  • 私は故郷の父のことなど思ふと、さうであつてほしいと切に思ひます。 倉田百三『あはれなる廿日鼠』より引用
  • そのことに若い人たちが今すぐにも気づいてほしいと、わたしは切に願う。 三浦綾子『孤独のとなり』より引用
  • これから数学史が数学教育上の実用になるであろうことを、切に希望する。 三上義夫『数学史の研究に就きて』より引用
  • 私はその時、いつの日か自分が死んだならば同じようにしてほしいと切に思った。 遠藤周作『ぐうたら人間学』より引用
  • 以上述べた余の信念により、貴君は余に協力されんことを切に希望する。 丘丘十郎『地球発狂事件』より引用
  • イタリアが降服するようなことがなければよいと切に念じる外はない。 伊藤整『太平洋戦争日記(二)』より引用
  • 簡単だが、村重の挙に対して、政職の立場から切にいさめたものであった。 吉川英治『新書太閤記(五)』より引用
  • 五十〜七十日前に殺されたとすれば、あなたが矢切に三百万渡した前後でしょう。 森村誠一『致死眷属』より引用
  • 私は今の若い作家に、切にこのことを言って置きたいのである。 藤島武二『画室の言葉』より引用
  • 映画の監督と製作者が同じ趣味であることを切に望みます。 菊地秀行『吸血鬼ハンター13 D-邪神砦』より引用
  • 一度指で押すと入になり、もう一度押すと切になるようにできている。
  • 何か形をもって謝礼の意を致したいものであると私は切に感じていたことであった。 高村光雲『幕末維新懐古談』より引用
  • 今の線でこの冬の戦線を持ちこたえるようにと、切に祈る気持である。 伊藤整『太平洋戦争日記(二)』より引用
  • ぼくは切にこの感じを先生に対して抱いてゐるものである。 木村荘八『鏑木さん雑感』より引用
  • 数学の発達が切に感ぜられたことを証すべき事実も幾らか伝えられている。 三上義夫『文化史上より見たる日本の数学』より引用
  • それからずつと離れた木蔭へ隠れて口笛を吹くと囮も切に彼方で真似た。 横光利一『犯罪』より引用
  • 医者は少し呼吸器をおかされているようだからと云って、切に転地を勧めた。 夏目漱石『門』より引用
  • そればかりでなく、誰もが彼女にその続きを書くことを切に望むところとなった。 本間千枝子『アメリカの食卓』より引用
  • 新生朝日中央銀行が再び世間の信頼を取り戻すことを切に望んでおります。 高杉良『呪縛 金融腐蝕列島II(下)』より引用
  • スペインの立場としては切に和平が欧洲に来ることを望んでいるのであろう。 伊藤整『太平洋戦争日記(一)』より引用
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