切ない

全て 形容詞
1,605 の用例 (0.01 秒)
  • 曲の内容は、自分を捨てた恋人に電話するとても切ない物となっている。
  • どうせ故郷もない私、だが一人の母のことを考えると切なくなって来る。 林芙美子『新版 放浪記』より引用
  • 二度と再び息子と会話を交わすことのあり得ない私の切ない不安である。 加東康一『岳史よ、生命あるかぎり』より引用
  • 黄良は真実悲しげなその表情を、二重に切ない思いで見つめたのだった。 森福都『長安牡丹花異聞』より引用
  • ある程度ていどは仕方がないとは分かっていても少しだけ切ない気分になる。 五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密 第12巻』より引用
  • 誰のどういう切ない要求に応えているのかを推察するのは簡単であろう。 酒見賢一『語り手の事情』より引用
  • どうせ故郷もない私だ、だが一人のお母さんの事を思うと、切なくなる。 林芙美子『放浪記(初出)』より引用
  • 男の苦痛の声は女のように派手でないだけに聞いている者には一層切ない。 渡辺淳一『花埋み』より引用
  • その訴えるような切ない瞳は、口ではとても言えないことを伝えている。 オルコット/恩地三保子訳『若草物語』より引用
  • それ以上に、雅子が自分と同じ気持ちにならなかったことが切なかった。 桐野夏生『OUT(下)』より引用
  • そのような唄がどんなに終戦後の村々の心を切なくしたことだったろう。 石牟礼道子『苦海浄土』より引用
  • これまでこれほどまでに悲しく切ない女の声を聞いたことがなかった。 楡周平『マリア・プロジェクト』より引用
  • 嬉しいような、切ないような気分が振り子のように彼の中で揺れている。 東野圭吾『幻夜』より引用
  • 私は彼女に切ないほど一体感を覚えたが、それを口にすることは憚られた。 佐野良二『五味氏の宝物』より引用
  • 遠子先輩は切なくてたまらなそうに目を細め、ぼくの言葉を聞いている。 野村美月『文学少女シリーズ08 “文学少女”と神に臨む作家 下』より引用
  • 彼は一瞬いっしゅんだけ遠くをおもう切ない目をしたが、すぐにあたしに視線をもどした。 喬林知『今日からマ王 第12巻 外伝 「息子はマのつく自由業!?」』より引用
  • が、私の心の上には、切ない程はつきりと、この光景が焼きつけられた。 芥川竜之介『蜜柑』より引用
  • そうすれば生き延びてこんな切ない思いをすることもなかったはずだ。 村上春樹『1Q84 BOOK3』より引用
  • とのことで、聞いた佐藤と田中をなんとも寂しく切ない気持ちにさせた。 高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第06巻』より引用
  • 切ないような息使いや、空咳からせきの音が一瞬の静かさをいっそう際立たせる。 横溝正史『金田一耕助ファイル04 悪魔が来たりて笛を吹く』より引用
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