切々

全て 副詞 名詞
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  • 彼国へ帰ってからも切々な思いは、あの英雄に断腸の文をしたためさせた。 長谷川時雨『大橋須磨子』より引用
  • 彼らの演技や得点を尻目しりめに、恭子は切々と文さんに自分の思いを語った。 森絵都『DIVE!! 下 (RubyMate変換)』より引用
  • すでにこのまま離したくもない気もちがどこかで切々としていたのだ。 吉川英治『私本太平記』より引用
  • 切々と語られる妹の言葉にかたくなになった気持ちは津差にもよくわかる。 林亮介『和風Wizardry純情派 1』より引用
  • 親の愛が切々と伝わって、私は涙を流しながら話を聞いていた。 上野正彦『死体は告発する』より引用
  • 富士見がつっかえながらも切々と話すのを、彼は黙って聞いていてくれた。 諸口正巳『不死身のフジミさん 殺神鬼勧請』より引用
  • 世の中に自分は天涯孤独だと、切々と感じるのはそういう時だった。 森瑤子『女ざかり』より引用
  • 甘やかな声が電話の受話器の向うから、切々とたのんで来たのは数日前であった。 田中澄江『なぜ愛なのか 十三の報告から』より引用
  • ことばは、切々せつせつ、ていねいであっても、身はそのまま戦場人の二人だった。 吉川英治『私本太平記』より引用
  • 親の愛が切々と伝わって、私は涙を流しながら話を聞いた。 上野正彦『死体検死医』より引用
  • 彼らは、どれほど私の手術を待ち望んでいたか、切々と語ってくれました。 海堂尊『チーム・バチスタの栄光(下)』より引用
  • この物語はどこかの国のどこかの町に住む夫婦が、子供のいないことを切々と語る場面から始まる。
  • その静かな文面からは切々とからゆきさんの心情が伝わってきた。 菅野朋子『好きになってはいけない国。 韓国発! 日本へのまなざし』より引用
  • そこには死ぬ前に一目、娘に会いたいという母の心情が切々と綴られていた。
  • 山鹿は何も言わず、切々とした顔で、静かに通りを見つめている。 冲方丁『光圀伝』より引用
  • そして、自分の内部にこもる必要というものが切々と感じられた。 高見順『敗戦日記』より引用
  • 家を焼かれた父親の悔しさが、初めて息子の心に切々と伝わった。 工藤美代子『工藤写真館の昭和』より引用
  • 切々と夫をおもううたを発表してはいるが、心の底ははたしてどうだったのか。 永畑道子『恋の華・白蓮事件』より引用
  • どんなに好きだったかと切々と言ってましたよ。 林真理子『美女入門』より引用
  • から始まった文章は、切々と光明を失った悲しみを述べている。 陳舜臣『秘本三国志 06 (六)』より引用
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