分化発展

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  • 人間そのものが性格を持つまでに分化発展していなかったのだから。 宮本百合子『人間の結婚』より引用
  • 意識の分化発展するのはかえって一層大なる統一を求めるのである。 西田幾多郎『善の研究』より引用
  • 意識の分化発展は統一の他面であってやはり意識成立の要件である。 西田幾多郎『善の研究』より引用
  • この中より多様なる種々の意識状態が分化発展し来るのである。 西田幾多郎『善の研究』より引用
  • 実在が自己の内面的性質を分化発展するのは宇宙現象の進行の根本的方式である。 倉田百三『愛と認識との出発』より引用
  • いわゆる分化発展なる者は更に大なる統一の作用である。 西田幾多郎『善の研究』より引用
  • 意識は一面において統一性を有すると共に、また一方には分化発展の方面がなければならぬ。 西田幾多郎『善の研究』より引用
  • すると種の起原ということも、ここではこのような文化的特徴がどうして種の特徴となるまでに分化発展して行ったかという問題である。 今西錦司『生物の世界』より引用
  • 我々が物の本体といっているのは実在の統一力をいうのであって、現象とはその分化発展せる対立の状態をいうのである。 西田幾多郎『善の研究』より引用
  • たとえば我々の感覚の如き者でもなお分化発展の余地があるのであろう、この点より見てなお一般的となすこともできる。 西田幾多郎『善の研究』より引用
  • また真の個性の本質は普遍的なるものが自ら分化発展してとったところの形において見出されるのである。 三木清『語られざる哲学』より引用
  • しかし矛盾的自己同一的形成が深くなればなるほど、行為的直観の現実を中心として種々なる文化が相異なる方向に分化発展するのである。 西田幾多郎『絶対矛盾的自己同一』より引用
  • 氏はこの疑問に答えて、絶対者の中に含まるる内容が内面的必然に分化発展するというのである。 倉田百三『愛と認識との出発』より引用
  • しこうして分化発展の結果として生ずる新しき性質は可能性の形において絶対者の中に初めより含まれていなければならない。 倉田百三『愛と認識との出発』より引用
  • そしてこの世界を構成しているすべてのものが、もとは一つのものから分化発展したものであるというのであれば、それらのものの間には、当然またこの関係が成り立っていなければならないと思う。 今西錦司『生物の世界』より引用
  • 生物の中に環境的性質が存在し、環境の中に生物的性質が存在するということは、生物と環境とが別々の存在でなくて、もとは一つのものから分化発展した、一つの体系に属していることを意味する。 今西錦司『生物の世界』より引用
  • 意識の体系というのは凡ての有機物のように、統一的或者が秩序的に分化発展し、その全体を実現するのである。 西田幾多郎『善の研究』より引用
  • だから文学者の仕事もこの分化発展につれてだんだんと、朦朧もうろうたるものを明暸に意識し、意識したるものを仔細しさいに区別して行きます。 夏目漱石『文芸の哲学的基礎』より引用
  • これを逆に一方より考えて見れば、無限なる唯一実在が小より大に、浅より深に、自己を分化発展するのであると考えることができる。 西田幾多郎『善の研究』より引用
  • しかし、それらがさらに科学の他の分野の発芽成長をうながし、今日のような高度に分化発展した自然科学にまで飛躍するためには、いくつか必要なものがあった。 湯川秀樹『創造的人間』より引用
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