分の

全て 名詞
22,030 の用例 (0.02 秒)
  • お前は自分の魂が知つてゐることの十分の一も知らないでゐるのだから。 平井肇『ディカーニカ近郷夜話 後篇』より引用
  • 実際のこの山の高さは一の三十ぶんの一よりも小さなものに過ぎない。 寺田寅彦『柿の種』より引用
  • この頃もやはり三十八度八分の熱は午後に出ますので困っております。 倉田百三『青春の息の痕』より引用
  • が、それは父や叔父と海の中へはいりかけたほんの二三分の感情だった。 芥川竜之介『少年』より引用
  • 私の言おうとする事が読者に十分の理解を与え得なくはないかと恐れる。 有島武郎『惜みなく愛は奪う』より引用
  • 六時三十五分の汽車に乗って、近文へは十二時過ぎに到着いたしました。 知里幸恵『手紙』より引用
  • 併しその中でどれ一つ十分の根拠を有してゐると認めて好いものは無い。 森林太郎『十三時』より引用
  • 四人は細い横町を三分の二ほど広い通りの方へ遠ざかったところである。 夏目漱石『三四郎』より引用
  • 二百四十若くは二千四百だけは缺けて居て、三分の二は見えぬ者である。 幸田露伴『努力論』より引用
  • 稲刈りはおよそ二十日間が勝負だから、その三分の二は仕事にならない。 佐野良二『闇の力』より引用
  • もともと千両しかない金のうちが、もう三分の一ほどは食い込んでいる。 岡本綺堂『籠釣瓶』より引用
  • そこで十五万石ならばその十分の四、六万石がその収入となるのであった。 内藤鳴雪『鳴雪自叙伝』より引用
  • それはけん規則きそく全級ぜんきゅうの三分の一以上参加いじょうさんかするようになってるからだそうだ。 宮沢賢治『或る農学生の日誌』より引用
  • 昼の入りは心配してた通り初め三分、半頃からは五分の入りとなった。 古川緑波『古川ロッパ昭和日記』より引用
  • それでも、老人等としよりら念佛ねんぶつ復活ふくくわつしたことに十ぶん感謝かんしや滿足まんぞくとをつた。 長塚節『土』より引用
  • 反対者がなくなつた以上三分の一の財産がもらえることになるからね。 浜尾四郎『殺人鬼』より引用
  • ここでもまた政府は年六分の配当を保証しなければならぬというのである。 戸坂潤『現代日本の思想対立』より引用
  • 十分ののち五人はまた河野中佐こうのちゅうさといっしょに家を出てすぐ小蒸気に移った。 夏目漱石『満韓ところどころ』より引用
  • そこにはただ百分の一秒ぐらいの時の差があるばかりではないか。 浜尾四郎『黄昏の告白』より引用
  • ああ、けれども人は、その知識の十分の一以上を開陳するものではない。 太宰治『佳日』より引用
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