出発

全て 名詞
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  • これがすべての物理的科学の基礎となる第一の出発点であるからである。 寺田寅彦『物理学と感覚』より引用
  • それができないのは製作者の出発点に根本的な誤謬ごびゅうがあるためであろう。 寺田寅彦『映画芸術』より引用
  • ギリシアの哲学者達は哲学をギリシア人的常識の批判として出発させた。 戸坂潤『哲学の現代的意義』より引用
  • アジア主義は亜細亜的現実から出発することを得意とするように見える。 戸坂潤『日本イデオロギー論』より引用
  • そして初めからも一度ふり返ってみて新たに出発しなければいけないのだ。 豊島与志雄『偶像に就ての雑感』より引用
  • 午後十二時三十分に出発して一時四十分頃また西沢の落口に戻って来た。 木暮理太郎『釜沢行』より引用
  • それは以上の出発と結果とを客観的な存在へ応用することに外ならない。 戸坂潤『範疇としての空間に就いて』より引用
  • 朝の出発をもう一時間早くすれば、ここで迷うことはなかったであろう。 加藤文太郎『単独行』より引用
  • 彼は先代惣右衛門の出発点を忘れそうな子孫の末を心配しながら死んだ。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • 夜があけて出発すると、六、七歳の男の児が来てその前にひざまずいた。 岡本綺堂『中国怪奇小説集』より引用
  • 日本を出発するときに原大佐からもらったステッキを彼はおもいだした。 海野十三『太平洋魔城』より引用
  • 私は更に愛を出発点として男女の関係と家族生活とを考えて見たい。 有島武郎『惜みなく愛は奪う』より引用
  • その日の午後一時ごろに、わたしはこの使いを果たすために出発しました。 モーパッサン・ギ・ド『世界怪談名作集』より引用
  • 出発するまえに彼女に会い、ぼくがこの島で滞在する場所を教えておいた。 片岡義男『頬よせてホノルル』より引用
  • そして之がまた同時に弁証法の様々な出発の仕方を決定したのである。 戸坂潤『辞典』より引用
  • 彼が出発するのを見た人々は、けっして向こうに着けはしないと言った。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 個から出発して全に到達する道である、個を窮めて全を発見する道である。 種田山頭火『其中日記』より引用
  • 我々はそれと反対に具体的な意識現象から出発しなければならぬ。 九鬼周造『「いき」の構造』より引用
  • 出発の際、S夫人から注意された言葉が耳の底に残っていて離れない。 大倉燁子『妖影』より引用
  • 私達の出発が既に初めっから生命がけですからとお前はよく云って居たろう。 豊島与志雄『生と死との記録』より引用
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