出奔

全て 名詞
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  • ふたりがブライトンを出奔してからまだ一週間とはたっていないのです。 オースティン/伊吹知勢訳『高慢と偏見(下)』より引用
  • 増蔵はお絹と一緒に出奔しようとして伊三次に止められた経緯いきさつがあった。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 さんだらぼっち』より引用
  • おれはそのことを知った日の夕方、女房子どもを連れて主家を出奔しゆつぽんした。 井上ひさし『ドン松五郎の生活』より引用
  • だがかれらが出奔してからフェデ領に着くまで、十日近くかかっている。 三浦真奈美『風のケアル 第5巻 旭光へ翔ける翼』より引用
  • 照景は幼少である事を考慮されて助命されて宇都宮広綱の元に出奔した。
  • あるいはまた情夫じょうふの出来たために出奔してしまったと云うものもある。 芥川竜之介『伝吉の敵打ち』より引用
  • 三沢為虎の息子・三沢為基が長府藩を出奔して、仙台藩伊達家に仕えた。
  • 何が彼を出奔にかりたてたのかを知りたいという要求は胸の底に残り続けた。 森瑤子『別れ上手』より引用
  • 司教であった父と対立して出奔、小アジア各地を経てローマに至った。
  • 「家を出奔しゅっぽんしてしまったということでしょうか」と、右京之介が言った。 宮部みゆき『天狗風 霊験お初捕物控〈二〉』より引用
  • あるときいきなり出奔した後、その行方を知る者は誰もいなかった。 宮元啓一『日本奇僧伝』より引用
  • あげくに竜之助は試合で文之丞を惨殺し、お浜を連れて江戸へ出奔した。
  • 江人もどこかで忠峯の出奔は自分に責めがあるのではと気にしていたのだろう。 高橋克彦『紅蓮鬼』より引用
  • 利久の養子である前田利益は利家に仕えたがのち出奔し上杉氏に仕えた。
  • 同年11月13日には石川数正が出奔して秀吉に帰属する事件が発生する。
  • 彼女流に表白すれば、母親が出奔した、ということになる感じなのである。 色川武大『離婚』より引用
  • お信が出奔したことは、当分の間、ほかの奉公人には黙っていて下され。 池波正太郎『剣客商売 17 番外編 黒白 上』より引用
  • 幸一君は十歳になったとき、同園からいずこへともなく出奔してしまいました。 森村誠一『棟居刑事の復讐』より引用
  • 東京から五十里ほど離れた町からの彼の出奔の事情も、ほぼ分った。 豊島与志雄『待つ者』より引用
  • この際、冬尚の子冬敬が出奔していることが近年の研究で明らかになっている。
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