出口のほう

104 の用例 (0.00 秒)
  • 尾木はカウンターのほうではなく、逆の出口のほうへ足早に歩いていた。 小池真理子『彼女が愛した男』より引用
  • 口の中で唸った上村に、背を向け、俺は勝手に出口のほうに歩きだした。 樋口有介『彼女はたぶん魔法を使う』より引用
  • しばらくして、喜子が黙って洛西桂園の出口のほうに向かうのが見えた。 姉小路祐『風水京都・竹の殺人』より引用
  • 広告の小さな文字を読みに出口のほうへ近寄ったふりをしたのだ。 半村良『闇の中の系図』より引用
  • 反対に出口のほうへ歩いて行かなかったのがふしぎなくらいだ。 久生十蘭『だいこん』より引用
  • フロントの男が行ってしまうと、庄介はホテルの出口のほうへと歩き出した。 赤川次郎『一日だけの殺し屋』より引用
  • 二人は小津の存在に気がつかず、そばを通りすぎて出口のほうに進んでいった。 遠藤周作『口笛をふく時』より引用
  • 出口のほうを向いて、いつでも出発できるようになっている。 ナポレオン・ソロ・シリーズ『02 最終作戦』より引用
  • さきほどの若い二人が、宿の出口のほうに歩いて行った。 三浦綾子『続・氷点』より引用
  • 看護師はルイの腕をとって、出口のほうへ身体を向けさせた。 吉村達也『時計』より引用
  • 老人はエンリコから目をらすと、広間の出口のほうに歩きはじめた。 坂東眞砂子『旅涯ての地(下)』より引用
  • どうしよう、と焦っているうちに、出口のほうで人声が聞こえたような気がした。 南里征典『鎌倉誘惑夫人』より引用
  • ママは先頭の客の手をつかんで出口のほうへやるまいとした。 半村良『聖母伝説』より引用
  • そう言って弥刀さんは、そそくさと廊下を出口のほうへ向かっていってしまった。 桐生祐狩『夏の滴』より引用
  • フランス人には食道楽が多く、入口に関心があれば出口のほうにも関心が向くのであろうか。 阿刀田高『江戸禁断らいぶらりい』より引用
  • それよりもかれには、この抜け孔のもう一方の出口のほうに、より多くの興味が持たれたのである。 横溝正史『金田一耕助ファイル09 女王蜂』より引用
  • そこにひそんでいた侵入者が、出口のほうに走りだした。 南里征典『成城官能夫人』より引用
  • といい、一同はみな村の出口のほうへ立ち去って行った。 施耐庵/駒田信二訳『水滸伝(三)』より引用
  • 海野はもう立ち上がって出口のほうへ向かっていた。 阿刀田高『仮面の女』より引用
  • 島村香絵が、口の端に力を入れ、俺に顔を向けたまま、一歩だけ出口のほうに後ずさった。 樋口有介『彼女はたぶん魔法を使う』より引用
  • 次へ »