出かけると云う

14 の用例 (0.00 秒)
  • それから、君が本も持たずに好んで独り外へ出かけると云うことを聞いた。 ジッド/石川淳訳『背徳者』より引用
  • 夜警に出かけると云う、年とった御亭主が鉢巻をしながら空を見てつぶやいていた。 林芙美子『新版 放浪記』より引用
  • 翌日はどういたしましょうね、栗林さんが出かけると云って居ますから、私はその次一日おいて十六日に行こうかしら。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 英子がまた出かけると云っていたからである。 豊島与志雄『運命のままに』より引用
  • そうそう、何でも稲荷詣いなりもうでに出かけると云っていたのだから、初午はつうまの朝だったのに違いない。 芥川龍之介『羅生門・鼻』より引用
  • 鉄道の沿線へまで二日かかるところに住むような勤労者は、講習会へ出かけると云ったって大変だ。 宮本百合子『五ヵ年計画とソヴェト同盟の文化的飛躍』より引用
  • 出かけると云っても、伸子に心当りは、一箇所しかなかった。 宮本百合子『伸子』より引用
  • 夜、米、欧へ出かけると云う小林氏来訪、十時頃まで話す。 宮本百合子『日記』より引用
  • 家のみんなも心配しているし、なかんずく、目前の筆者は、行くなとは云えず、安心もせず、私が出かけると云う日には、旅行に出ようかなどと云う有さまだから、本当に急がない方がいいのかも知れないわ。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • だから、伸子があわせ一枚の寒さにふるえながら、金策に出かけると云った時に、彼はその無駄な事を説いて、彼女を留めた。 甲賀三郎『罠に掛った人』より引用
  • そうしてこの間の晩の事をしきりにお言いわけなすって、「今宵こそと思ったから、忌違いみたがえに皆が出かけると云うのを出して置いて、おれだけこちらへ急いでやって来た」などと仰ゃられていた。 堀辰雄『かげろうの日記』より引用
  • うちの国先生はダラダラ出勤で、桜田門へ出かけると云ったって、やっぱり自分のテンポは同じですから。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • それだのに、その言下に軽蔑し去った江の島へ、密女と共に遊びに出かけると云うのなら、いくら春のバンジョーのように朗らかな気立てのエンミイ夫人でも、腹に据えかねるのが当然です。 渡辺温『四月馬鹿』より引用
  • 今度、演習えんしゅうに出かけると云った。 海野十三『空襲葬送曲』より引用