凡そ百

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  • そのうち送られた分は凡そ百二十冊ばかりです。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 農村には、一九二一年新経済政策以来凡そ百万の富農が出来た。 宮本百合子『ソヴェト文壇の現状』より引用
  • 炭素経済は地球上にいるおよそ百億の人間の総和の姿である。 池上永一『シャングリ・ラ 上』より引用
  • 凡そ百メートルを後退するに一時間ばかり、そのあいだ這いどおしであった。 石川達三『武 漢 作 戦』より引用
  • 先づ古道具商人を凡そ百人も村へ入れました。 木下尚江『臨終の田中正造』より引用
  • 司令機と思わるる一機に引続き、海面よりあらたに飛び出したる潜水飛行艦隊の数は、およそ百六、七十台に及べり。 海野十三『二、〇〇〇年戦争』より引用
  • 今度は、三ヵ月は娑婆で暮したいな、と思うと、凡そ百日間は、彼には娑婆の風が吹いた。 葉山嘉樹『乳色の靄』より引用
  • 元服の披露に初めて「翁」を舞つてから、今日まで凡そ百に近い数を重ねてゐる私だが「翁」は何べん舞つても、そのたびに心身の新なものを感じる。 観世左近 二十四世『よくぞ能の家に』より引用
  • 定吉にはわからなかったが、それは、ラジャスタンのヒンドスタニー系ナクラ族の子女が一日一センチ、およそ百五十年かけて織りあげた貴重な絨毯じゆうたんだった。 東郷隆『(定吉七番シリーズ 1) 定吉七は丁稚の番号』より引用
  • 凡そ百年ばかり昔、夜道でおくれ、一杯機嫌の一人の博労が、燈火のついている巖窟を見つけ、中に入って行って見ました。 宮本百合子『二つの短い話』より引用
  • 四方よもの士来るもの凡そ百有余人、歌妓数十名、豪快を尽す」と学海は記している。 白石良夫『最後の江戸留守居役』より引用
  • およそ百種くらいの仕掛花火の名称が順序を追うて記されてある大きい番附が、各家毎に配布されて、日一日とお祭気分が、寂れた町の隅々まで、へんに悲しくときめき浮き立たせて居りました。 太宰治『老ハイデルベルヒ』より引用
  • 和歌山県の那智海水浴場や、沖縄県の万座ビーチ、滋賀県のマキノサニービーチなど全国で凡そ百ヶ所が選ばれ、そのうち12箇所は特選とされた。
  • 今から凡そ百幾年か前、真方に、漢法医の横山玄斉と云う先生が居られた頃、「おう子供がひとりもいないのか」「それは気の毒だ、お産の宮に詣りして、お授かりなさい」と笑顔で、よくお産の宮のお護附をそれぞれ持帰って、お祭りなさいと下さったそうだ。
  • 其年暦を計るにおよそ百年に余れり。 柳田国男『山の人生』より引用
  • 凡そ百個の石段を上ると海抜八五一・六メートルの山頂に本堂、鐘楼、札所、庫裡などがあり、何れも銅葺である。 金達寿『日本の中の朝鮮文化 04』より引用