凡そ此等

11 の用例 (0.00 秒)
  • 凡そ此等の景は、なべて世の好奇心あるものを動かすに足るものなるべし。 森鴎外『即興詩人』より引用
  • 凡そ此等の書の中には、初めいにしへの本草経が包含せられてゐた。 森鴎外『伊沢蘭軒』より引用
  • 凡そ此等の事は、極めて知り易かるべきものでありながら、わたくしはこれを検することを得ない。 森鴎外『伊沢蘭軒』より引用
  • おおよそ此等の人々は、皆多少今の文壇の創建に先だって、生埋の運命に迫られたものだ。 森鴎外『鴎外漁史とは誰ぞ』より引用
  • およ此等これらの事に徴して、永楽帝の塞外さくがいの状勢をさとれるを知るべし。 幸田露伴『運命』より引用
  • 凡そ此等のもの總て火光に照し出されたれば、そのさま筆舌もて描き盡すべからず。 森鴎外『即興詩人』より引用
  • 凡そ此等の思想と關係してか、或は又關聯せずして、或は又正當に關聯せずして斜歪に關聯してかは明らかならぬが、星氣を侯したり雲氣を望んだりするの道は、早く支那に於て行はれた。 幸田露伴『努力論』より引用
  • 天變を重大視した古の史籍に見ゆる記事や、野蠻人をして初めて鐡の用を知らしめた西大陸の事實や、禪僧をして詩を賦せしめた落星灣の口碑、凡そ此等の事の載籍に見ゆるものは少くないにしても、實際は何程多かつたことか知れぬ。 幸田露伴『努力論』より引用
  • 凡そ此等の氣といふのは、指すところ漠然として空に墮ちて居る嫌は有るが、望見す可からずして而も或作用を爲す有るものの當體を氣と云つたのである。 幸田露伴『努力論』より引用
  • 凡そ此等の地名は、韓國の古史にも多く見えず、見えたるも、兒林が爾陵に作らるゝなど、反て日本紀と三國志との近接せるに似ざるを證するに過ぎざるに、日本紀と三國志との符合は、以て日本紀の作者が、已に三國志若くは魏略の類を見たりしことを推知すべし。 内藤湖南『卑弥呼考』より引用
  • 其の他事情は種々樣々あれ、凡そ此等境遇の善變中、形而下状態の善變は、先づ身體状態を善變して、而して精神状態を善變する。 幸田露伴『努力論』より引用