凡そ天下

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  • およそ天下の大名として、このように忠義の者を家来に欲しがらぬ者があろうか? 大佛次郎『赤穂浪士(下) 〓あり』より引用
  • 金閣寺も銀閣寺も、凡そ天下者の精神からは縁の遠い所産である。 坂口安吾『日本文化私観』より引用
  • およそ天下にこれ以上に、人の魂を堕落せしむるものはあるまい。 モーゼス・ウィリアム・ステイントン『霊訓』より引用
  • およそ天下が広いというても。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • 凡そ天下の物に裝飾の交らぬはなからうと思ふ。 新渡戸稲造『教育の目的』より引用
  • しも人々が国家の大祭日に当りて、肉体の休養と精神の慰安とに心を用いるなら、凡そ天下にそれほどよきものはないのであろう。 モーゼス・ウィリアム・ステイントン『霊訓』より引用
  • 印度インドの古先生が王位を棄て、妻子と絶ちて、樹下石上に露宿しながら伝へたる寂滅の大道も、己れの生血を以て印したる基督キリストの福音も、およそ天下の偉人、豪傑が生命を賭して買ひたる真理も、吾人は之を粟米麻糸ぞくべいましと同じく唯生活する為の具として見ざるべからず。 山路愛山『明治文学史』より引用
  • 蓬頭粗服、風采あがらざる一老書生なりしに、それを蜀山人とは、如何にして知り給ふぞと問へば、凡そ天下ひろしといへども、今の世、蜀山人ならで、かゝる句を咏み得るものあらむやと言はれ、吉原第一も今日限りと、齒をくひしばり、わつとばかり泣き伏す。 大町桂月『牛経』より引用