凡そ二百

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  • 総勢凡そ二百四十名、二十三日に京都郊外壬生みぶに着いたがこれを新徴組と云ふ。 菊池寛『大衆維新史読本』より引用
  • 毎年小学校を卒業する子供たちの数は随分夥しいもので、昭和十四年度には凡そ二百三十七万人余であった。 宮本百合子『国民学校への過程』より引用
  • 支部によって指導される文学サークルは凡そ二百十余もある。 宮本百合子『国際無産婦人デーに際して』より引用
  • 風が吹いて来ると、その紙鳶は空に上つて行つて、凡そ二百メエトル位の高さになつた。 ファーブル・ジャン・アンリ『科学の不思議』より引用
  • サンソムの『日本文化史』下巻によれば、応仁の乱前の日本には凡そ二百六十余の諸侯がゐた。 唐木順三『千利休』より引用
  • 中途で匙を投げた人もあるけれど、今日までに探り当てた慾の深い行者などが凡そ二百何十人もあった、が、多くはその洞窟に入ったきり出て来ない。 大倉燁子『心霊の抱く金塊』より引用
  • それから遂に大自在力を得て、およそ二百年余も生きた後、応永七年足利義持の時に死したということだ。 幸田露伴『魔法修行者』より引用
  • この最後の一幕を通じて、凡そ二百人ばかりの、白いシャツを着た大群集が順ぐり高さの違う台の上にキレイに立ち並ばせられたまま、滝が落ちようが、石油が燃えようが、ろくに足一つ動かさず、終に幕という想像外の事実があるのだ。 宮本百合子『ソヴェトの芝居』より引用
  • われ山寺に遊びて、始めて知る、前九年の役に先だつこと凡そ二百年、早や已に絶代の聖僧慈覺大師が、徳を以て奧羽の人を救ひたりしことを。 大町桂月『遊羽雑感』より引用
  • これは炭素棒を応用した灯火で適度に光度が調節出来て凡そ二百燭光までの灰白光を放つて夜間採集には甚だ便利らしいが、それよりも僕は今、こゝを立退く時に、正ちやんにこれを贈る約束がしてあつたからと云つたらおだやかであらうか、それでも露骨過ぎるか? 牧野信一『魚籃坂にて』より引用