冷笑

全て 名詞
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  • 私は明るい顔は好きですがいつも冷笑を浮かべた狡猾こうかつな顔は好きません。 妹尾アキ夫『凍るアラベスク』より引用
  • むしろ信長の厳罰を当然として、この一事件を、冷笑視していたらしい。 吉川英治『新書太閤記(六)』より引用
  • その笑みが冷笑と酷笑であることを知っているのは、ヨルダだけなのだ。 宮部みゆき『ICO 霧の城』より引用
  • ときおり練習中の自分たちにむけられる冷笑の意味もようやく理解した。 森絵都『DIVE!! 上 (RubyMate変換)』より引用
  • その言葉は、もっと冷笑的なタイプの人間が口にしてこそ面白いのに。 米澤穂信『夏期限定トロピカルパフェ事件』より引用
  • その上、彼には兄が自分を冷笑の目で見ているような気がしてならなかった。 ドストエフスキー/北垣信行訳『カラマーゾフの兄弟(1)』より引用
  • 友成の言葉に、冷笑するようなひびきがこめられているのを感じたのだ。 吉村昭『羆』より引用
  • しかし彼を利用した祭司のをさたちの冷笑もやはり彼をいきどほらせたであらう。 芥川竜之介『西方の人』より引用
  • それが八分の冷笑を含んでいるかのように、平治には受取れてならない。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • この調子で押して行くと彼はただお秀から冷笑ひやかされるようなものであった。 夏目漱石『明暗』より引用
  • この現象は新聞のニュースに対する一般読者の皮肉な冷笑を意味しているのだ。 戸坂潤『世界の一環としての日本』より引用
  • 彼はじっとそれに耐えていたが、やがてその目に冷笑的な光がきらめいた。 モーム/龍口直太郎訳『月と六ペンス』より引用
  • と、言った俊助の口のあたりには、かすかな冷笑のあとが刻まれていた。 横溝正史『幻の女』より引用
  • 冷笑的にもなろうし、ひとりよがりに見えたのも無理ないことだと思った。 半村良『英雄伝説』より引用
  • このごろ、自分の命令を無視し、ひそかに冷笑しているようなあいつだ。 小林信彦『素晴らしい日本野球』より引用
  • 口もとにはかすかな、しかしはっきりそうとわかる冷笑が刻まれていた。 勝目梓『炎』より引用
  • 無意識に自分の下駄箱へ行こうとするのを、氷澄が冷笑とともに止めた。 麻生俊平『ザンヤルマの剣士』より引用
  • 冷笑が消え、グエンの瞳が真摯な光を帯びたようだが、それだけだった。 福井晴敏『∀ガンダム(下)』より引用
  • かたをすくめるなり、冷笑れいしょうするなりしながら、テーブルへともどっていく。 秋田禎信『エンジェル・ハウリング 第01巻 「獅子序章 from the aspect of MIZU」』より引用
  • 少年の群は互いに顔を見合せて、困って立っている仙太を冷笑して喜んだ。 島崎藤村『破戒』より引用
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