冷める

全て 動詞
273 の用例 (0.00 秒)
  • 計画している間にだんだん熱が冷めてきて、死ぬのがいやになってきた。 横溝正史『恐ろしき四月馬鹿』より引用
  • ああ、いったいいつからおれとお前は冷めた関係になってしまったんだ。 乙一『平面いぬ。』より引用
  • 島田は冷めたいビールがそのまま胃の中で氷のかたまりになっていく気がした。 勝目梓『炎』より引用
  • 彼女の眼の底に、また冷めたくわったような強い光がこめられていた。 勝目梓『女王蜂の身代金』より引用
  • 私の冷めたさの中には、父の冷めたさの外に母からの冷めたさがあつた。 坂口安吾『石の思ひ』より引用
  • 頭の冷めた一箇所は、めまぐるしく何かを必死で分析しようとしている。 角田光代『空中庭園』より引用
  • お互の挨拶の息が冷めたい空氣にかぢかんでる樣な朝が多くなつてゐた。 田村俊子『木乃伊の口紅』より引用
  • それから更に静かな遠い冷めたさが河のやうな心となつて戻つてきたのだ。 坂口安吾『姦淫に寄す』より引用
  • 新弁護士の登場が、一度は冷めかけた世の関心に再び火をつけていた。 佐藤賢一『王妃の離婚』より引用
  • 健一は日奈が告白した時もきっとこうだったんだなと冷めた心で感じた。 新井輝『ROOM NO.1301 10』より引用
  • 相手への愛が冷めかけた頃に宿した命は、小夜子に希望を与えてくれた。 池上永一『シャングリ・ラ 下』より引用
  • 少し前に置かれたらしい夕食が、台の上でめかかっているところだった。 中島らも『今夜、すべてのバーで』より引用
  • でも、もしそんなことをしたらいっぺんで二人の気持ちが冷めてしまう。 尾崎豊『黄昏ゆく街で』より引用
  • 心が完全に冷めてしまっているのを、認めないわけにはいかなかった。 森瑤子『ドラマティック・ノート』より引用
  • ゲームの熱が冷めやらない時にそんなことをしてもロクなことはない。 野沢尚『龍時(リュウジ)02―03』より引用
  • 女王様の怒り冷めやらぬ翌日、もっと信じられない事件が起きたのである。 中村うさぎ『浪費バカ一代 ショッピングの女王2』より引用
  • 突然どッという冷めたい風が花の下の四方の涯から吹きよせていました。 坂口安吾『桜の森の満開の下』より引用
  • それで俺たちの冷めた関係が変わったかというと、そんなわけもない。 伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第01巻』より引用
  • 机の上のカップを取って、キノはゆっくりと、少し冷めたお茶を飲んだ。 時雨沢恵一『キノの旅 第07巻』より引用
  • 大きく息をいて、後ろから男が渡した、すっかり冷めたお茶を飲んだ。 時雨沢恵一『キノの旅 第06巻』より引用
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