冴え

全て 動詞 名詞
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  • 自分は気が遠くなっているのだなと、一か所だけ変に冴えた頭の中で考えた。 泡坂妻夫『乱れからくり』より引用
  • 彼の冴えたる眼には、の惨殺されたる老人の屍体がありありと映った。 岡本綺堂『飛騨の怪談』より引用
  • かれもまた疲労しきった、冴えたところのまったくない顔をしていた。 高千穂遙『クラッシャージョウシリーズ05 銀河帝国への野望』より引用
  • 眠ろうとしたところを水乃玲奈に起こされて目がえてしまったようだ。 大石圭『飼育する男』より引用
  • まっ白い雪の中で、二つの色はあい変らずえた配色を映し出していた。 阿刀田高『花惑い』より引用
  • 彼の冴えた精神は、もっとも困難な問題と血みどろにつかみ合っていた。 E・E・スミス/川口正吉訳『宇宙のスカイラーク』より引用
  • どうせ眠れないのなら、頭を少しでも冴えさせたほうがいいと思った。 東野圭吾『赤い指』より引用
  • 根負けがして寝床へ戻ったが、彼はいよいよ眼が冴えて眠られなかった。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 身体は疲れているのに、頭だけが みようさ 妙に冴えて、眠りにつけない。 冴木忍『カイルロッドの苦難 2 出会いは嵐の予感』より引用
  • 事件のあたらしい展開に本部長は気をよくしたのか、冴えない冗談をいった。 鮎川哲也『戌神はなにを見たか』より引用
  • 考えれば考えるほど胸の奥が熱くなってきて、目が冴えてきてしまいます。 五十嵐雄策『DVD「乃木坂春香の秘密」第1巻 初回限定版パンフレット 「はるかのひみつ」』より引用
  • しかし私の眼はその暗いなかでいよいよえて来るばかりです。 夏目漱石『こころ』より引用
  • その点、将棋には負けたか知れないが、吉川英治の筆の方が冴えている。 和田利夫『昭和文芸院瑣末記』より引用
  • 広巳は朝から飲んでいた酒で体はふらふらになっていたが、頭は冴えていた。 田中貢太郎『春心』より引用
  • 躰は一日の労働で疲れ果てているのだが、眼がえて寝つけなかった。 池波正太郎『剣客商売 19 番外編 ないしょないしょ』より引用
  • だから、視界もろれつもあやしかったが、そんな話に頭の奥はえてくる。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅵ』より引用
  • 其處へその鳥の聲だけがたつた一つ朗かに冴えて響いてゐるのである。 若山牧水『樹木とその葉』より引用
  • この一句は一よいざめの水をのむより二人の目を冴えさせてしまった。 吉川英治『鳴門秘帖』より引用
  • これほど冴えない鈴原泉水子ではなく、他のものになりたかったからだ。 荻原規子『RDG レッドデータガール はじめてのお使い』より引用
  • 二人は去って、おれはいかだにあがったが、気持ちは沈んで冴えなかった。 トウェイン/刈田元司訳『ハックルベリ・フィンの冒険』より引用
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