冴え返ら

全て 動詞
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  • 満月は白い浜を空気のないような色に冴え返らせていました。 川端康成『伊豆の踊子・禽獣』より引用
  • 心持ち笑い顔を冴え返らしただけであった。 夢野久作『爆弾太平記』より引用
  • その中で誰か一人、クスリと笑った者があったが、それがかえってへやの中の静けさを一層モノスゴク冴え返らせた。 夢野久作『斜坑』より引用
  • それから私はソロソロとドアの処へ帰って来て、聴神経を遠くの方まで冴え返らせながら、ソットドアを細目に開いてみると、相変らず誰も居ない。 夢野久作『一足お先に』より引用
  • その凄艶とも何ともたとえようのないヒッソリした冷笑が、呉羽の全身に水の流れるような美くしさを冴え返らせて行くのを見ると笠支配人は、思わずワナナキ出す唇を一生懸命で噛みしめた。 夢野久作『二重心臓』より引用