冴え渡る

全て 動詞
25 の用例 (0.00 秒)
  • 雲はなく、え渡るような月と、その周囲に無数の星が散らばっている。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第10巻』より引用
  • 冴え渡るついでに困ったことも思い出した。 鈴木大輔『ご愁傷さまニノ宮くん 05』より引用
  • 目の奥までもえ渡る意識に、誰もが心地好く身を預けた。 池上永一『シャングリ・ラ 上』より引用
  • 川を下るにつれて、おれは五感がますます冴え渡るのを感じた。 菊地秀行『トレジャー・ハンター07 エイリアン妖山記』より引用
  • 事故なのか、事件なのか、事件ならば密室トリックはどのように作られたのか、右京の推理が冴え渡る。
  • 鋭くえ渡る三味線の音色に、武蔵野むさしのを吹きすぎる松風の音が混った。 福永武彦『夢みる少年の昼と夜』より引用
  • 手中にしたスクープに、興奮してしかるべきなのに、頭は冷え冷えと冴え渡るばかりだった。 永瀬隼介『サイレント・ボーダー』より引用
  • 冴え渡る高度な技巧を有していながら、奇をてらった表現はほとんどなく、端正な演奏を良しとしていた。
  • 時間が経つほどにえ渡る脳内に、深雪のひと言が渦巻いた。 新堂冬樹『忘れ雪』より引用
  • 朝から冴え渡る俺のユーモアを一蹴し、アスナは考え込むようにカフェオレのカップを抱えた。 九里史生『SAO Web 外伝05 圏内事件』より引用
  • 氷を踏むような自分の足音が冷え初めた夜の町にえ渡るのを心細く聞くにつけ野衾が今にも出やしないかとビクビクしながら、一人で夜歩きをしたことをつくづく悔いたのであった。 水上滝太郎『山の手の子』より引用
  • この歌は、京の西方大江山にえ渡る月に、南方鳥羽田の野に落ちる雁を配する。 大岡信『名句歌ごよみ〔秋〕』より引用
  • 心なしか、この夜の音色は冴え渡る。 御田重宝『特攻』より引用
  • 今夜はいつになく風が止んで、墓地と畑の境にそそり立ったはんの梢が煙のように、え渡る月をいて物すごい光が寒竹のやぶをあやしく隈どっている。 白柳秀湖『駅夫日記』より引用
  • 冴え渡る月光の下であった。 菊地秀行『吸血鬼ハンター別巻01 D-昏い夜想曲』より引用
  • 権次の言葉に耳を澄まして見ると、いかさましんしんと冴え渡る夜気を透して、かすかに裏口のあたりからトントンカチと伝わって来たものは、まさしく大工達の槌の音でした。 佐々木味津三『旗本退屈男』より引用
  • 仰天ぎょうてんするハルユキに対して、あくまで冷静な女子小学生は、ますますえ渡るキーボードさばきで事の成り行きを解りやすく説明してくれた。 川原礫『アクセル・ワールド 06 -浄火の神子-』より引用
  • それゆえ、鎌倉の明月の夜の景色を想うと空に高く冴え渡る月光に反し、黒く深く黙した山々の蹲りがありありと見えて来る。 宮本百合子『この夏』より引用
  • よく練られたトリックと冴え渡る推理、一見おどろおどろしい筋立てや濃密な性描写などが特徴である。
  • 思いがけず意中の女生徒・姫野愛子のパンティを入手したことで、冴え渡る数々の変態秘技を駆使し、今日も悪人達を懲らしめる。
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